「ハァハァ」ものですよ……
誰か今筋肉(にく)の話しました?
あ あ はっ
概要
CV:福山潤
京都伏見高校の新1年生。ゼッケンナンバーは116。愛車はCARRERA(アニメではCAPPERA)。
丁寧な口調で落ち着いた雰囲気の、中性的な容姿の新入生である。
他人の筋肉(にく)を触ってその人の本質や技量を自ら定めている。いい肉に対しては大変に興奮し悦に入る。合宿中の坂道や古賀への接触はおろか、インターハイのレース本番前や最中に走りながら今泉や黒田の太ももに触る、更にレーパンの中に深く手を突っ込むというエクストリーム痴漢ぶりを披露している。
御堂筋と今泉に優劣をつけなくていい、という坂道に対し「一度スタートすれば必ず優劣がつくそれがロードレースですよ」「それ(優劣)だけですよレースは」というロードレース観を述べてはいるが、今のところレースというより肉に集中しているようにしか見えない。
御堂筋とは逆に、先輩達には基本的な礼儀をわきまえた態度で接している様子。
自転車に乗る際は必ず手を洗う。「皮膚の神経を研ぎ澄ませておいて 自転車に触ると浸透する より深く理解できる」らしい。
その実力はキャプテンにして箱根学園一のスプリンターとなった泉田に対し並んで付いていける程で、相手が強ければ強い程自身のポテンシャルを自在に上げる限界知らずのタイプであることが判明している。
御堂筋にして「あの子は強い」と評されており、彼の一番弟子であることも判明。
御堂筋とは中学2年時に出会う。この当時は伊達眼鏡を掛けたシャイな文学少年であった。
京都の外れの大きな屋敷で育ち、物事や感情は包み隠せという京都らしい教育を受けていた。しかし彼はただの文学少年と違い、幼いころから「ヒトの体」に興味があり、それを隠していた。
本を読む場所を探すうちにロードレース練習場にたどり着き、そこで走る選手の筋肉、そして御堂筋に惹かれ、御堂筋という自分とは真逆の一片の嘘もない存在に衝撃を受ける。
そしてついに御堂筋の筋肉に触りたいという欲求を露わにし、そのために自転車に乗る。
京都伏見高校に入り御堂筋の肉に触るに至るが、御堂筋に更に奥に隠していた”動く「いいにく」に触りたい”という欲を引き出され、インターハイを目指す。