2:サガフロンティアの登場人物
本記事では以下2:について記載する。
1.の概要
1980年まではフィアットグループで、車種もフィアットのものを製造していたが、現在はフォルクスワーゲングループ入りしている。多くのプラットフォームや技術をフォルクスワーゲンと共有している。
エンブレムはイニシャルのSの字をモチーフにしたもので、日本のスズキと非常に似ており、遠目から見分けるのは簡単ではない。
高級車のメルセデスやアウディとは違い大衆車メーカーで、さらに同じ大衆車の括りでも兄弟車のフォルクスワーゲンの方が日本では正規販売されているため、日本の公道でセアト車を見ることは0%と言い切っても良さそうな確率で無い。
しかしカスタマー向けレーシングカーである『TCR』規定ではセアト製のレーシングカーが普及しているため、鈴鹿サーキットや富士スポードウェイのような国際サーキットでは見ることができるかもしれない。
2.の概要
アセルス編に登場する、妖魔の君の1人「オルロワージュ」の統治するリージョン「ファシナトゥール」に住む妖魔。側近であり、ラスタバン・イルドゥンとは対立関係にある。白髪が特徴。
オルロワージュの命により、アセルスとともに逃亡した白薔薇姫を連れ戻そうと、追っ手の部下である3人の従騎士を送り込む。それらが失敗に終わると白薔薇姫を連れたアセルスに自ら挑むが、アセルスたちに倒された結果「消滅」した。自分より格上の存在に消去されることが上級妖魔の死であり、それを作中で見られるシーンになっている。「妖魔の死に様の教科書役」になった点はかなり不憫とも言えるかもしれない。
しかし執念は彼を現世にとどまらせ、消滅寸前の状態でファシナトゥールにてアセルスを待ち伏せ。再戦を挑むも再び敗北し、今度は完全に消し去られた。この時のゾズマが言う「全く見苦しい妖魔だったね」の一言は彼を全否定するようなものだが、それをフォローしてくれるのは人間または人間寄りの状態のアセルスだけである。
終始見られた出世欲の強いセリフといい、良くも悪くも人間に近い存在とも考えられる。
戦闘画面での容姿はミニキャラと大きく異なっており、最初の闘いでは羽の生えた左腕が矢の発射装置(ボウガン?)の全身甲冑の騎士、再戦では真っ黒な身体と鎌を持った、赤いマントの死神のような格好をしている。