「俺は薙切えりなを、妻として娶る」
概要
CV:福山潤
「真夜中の料理人」の中でも頭角をあらわしている青年。
かつては母から虐待を受ける毎日を送り(後に母は死亡)、アメリカ滞在中の城一郎に拾われ育てられていた弟子で、実の親同然に彼のことを慕っていたが、15歳のときに城一郎の妻・珠子が急逝し、シングルファーザーとして実子の幸平創真を育てるべく城一郎が自分の前から去ってしまったことから、創真に強い嫉妬心を抱いている。
なお、「朝陽」という名は本名らしいが、「才波」は城一郎の旧姓を勝手に名乗っているだけの通り名であり、「才波朝陽」は彼の戸籍上の本名ではない。
創真たち遠月92期生「玉の世代」が高等部2年に進学して間もない頃に城一郎と再会、非公式の食戟を挑み圧勝した後、「鈴木」の偽名で遠月に講師として潜り込む。
その目的は「神の舌」の持ち主たる薙切えりなを娶ることであり、食戟で創真を負かして以降は執拗に結婚を迫っている。
しかし物語終盤にて、本心から求めている物は「神の舌」などではなく、もっと単純なありふれた物だったことが明らかになっている。
料理人としての技術
異なる種類の調理器具を組み合わせ、元の使い手の調理技術をトレースする「クロスナイブズ」の使い手で、食戟で負かした料理人から調理器具を巻き上げては自らの料理に取り入れている。
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以下、ネタバレ
彼の実父は薙切薊であり、城一郎が遠月を中退した事で自暴自棄になっていた所で出会った女性と関係を持ったことで朝陽は産まれた。つまりえりなは腹違いの妹にあたる。
しかし薊は蒸発してしまい、それで精神を病んだであろう母からは虐待を受けるようになってしまった。