概要
火の一族、ナメクジ族の末裔(それゆえか塩を苦手とする)。
小柄ながら斧を得意武器とする怪力少女。足元はブーツを履いている。
『ZIRIA』では術は全く使えない戦士キャラ。特技の「うそなき」は最初は何も起きないが、レベルが上がっていくとランダムに色々な効果を発揮するようになる。
OVA『自来也おぼろ変』では、オロチ丸のファンで追っかけをしている少女。元気いっぱいで明るい性格。雪姫の代わりに邪心斎たちに捕まったりした場面もあったが、牢屋でも「出せー」と元気に抵抗していた。戦いが終わった後は、オロチ丸を追っかけて彼と共に旅立った。
小説版では、ナメクジ仙人の弟子で戸隠山に住んでいる少女。ナメクジ仙人のお使いの途中で出会ったオロチ丸に一目惚れして、彼を運命の相手と思い恋をする。ガマ族の自来也は苦手だが、自来也と一緒にいればオロチ丸と会えると思い、行動を共にするようになる。やがて月姫とも仲良くなり、月姫を助けるために戦いに身を投じることになる。
「渡り」という、瞬時に別の場所へ瞬間移動する能力を持つが、無意識で発動することもあり、邪神斎の部屋に移動してしまい、毒入りのケーキを食べさせられたあげく(綱手は何も知らずに出されたケーキを喜々として食べた)、捕まりかけたこともあった。
オロチ丸は最初はナメクジ族の綱手を嫌って避けていたが、行動を共にするうちに、彼女の気持ちにまんざらではないようになった。やがてオロチ丸とは心を通わせるようになるが、ナメクジ族とヘビ族の性質から(ヘビはナメクジを抱くと体が溶けてしまう)、互いに結ばれることはできない運命と知り、綱手は涙を流して悲しむが、現実を受け入れて失恋を自覚した。
戦いが終わった後、ナメクジ仙人のもとに帰った綱手は子供を産んでいるが、誰の子供かは明かされていない。
余談
オロチ丸への態度は「女の格好するとか気持ち悪い」とか「キムチ丸」等と言っていたが一転して『天外魔境真伝』ではベタ惚れしている。なんでさ。この変わり様はOVA『自来也おぼろ変』からの逆輸入の影響と思われる。カブキ伝でもベタベタくっついていたがベタ惚れからなのかからかっていたのかは不明。
余談ながらリメイク版でだいぶん面立ちが…おや誰だこんな時間に