概要
『3月のライオン』の登場人物。
C級プロ棋士四段。単行本5巻以降はC級1組五段。
自称、零の永遠のライバルにして心友。島田の弟弟子で研究会も零と同じ。
子供の頃から零とは大会などで対戦することが多く、彼を最も理解する人物の1人でもある。
将棋に真摯な熱い性格をしているが幼い頃から腎臓に病気を抱え、常に健康に不安がつきまとうことから、持久戦になると体調を悪化させ意識を失うことも少なくない。
この弱点は、新人戦準決勝・山崎順慶五段につかれて千日手にもちこまれ、差し直しの末意識を失い敗れている(しかし、ただ敗れるだけでなく倒れる寸前、山崎に不敵な笑みを見せている)。
体調を心配する執事の花岡(cv:上田燿司)は彼にGPSをもたせ、献身的に世話をしている。
ふくふくの体系から、川本家の三女モモからは人気キャラクター「ボドロ」の愛称で呼ばれて懐かれており、長女のあかりからも気に入られている模様。
あまりにも理詰めであるため、「将棋」を教えるのがうまくない零に代わって「将棋」を川本3姉妹に教えた張本人でもある、このとき二海堂は自作の絵本とネコを「駒」に見立てたものを持ちこんで3人にわかりやすく「将棋」を教えている(ニャー将棋)。
ある将棋漫画を愛読しているらしき描写があり、二海堂が作中で自身の絵柄を変えるほど(アニメの該当回では、この漫画の作者である能條純一がエンドカードを担当している)
また柳原朔太郎が島田と対戦した際に見せた「端歩突き」に対し「漫画で見た手だ!」と興奮していた。
『ハチミツとクローバー』森田忍と『東のエデン』滝沢朗にそっくり。
作者の羽海野チカ先生も過去にツイッターでこのように答えている。@CHICAUMINO
これだけは答えておかねば!→滝沢朗と名乗って新聞配達をしたり、テロリストになったり、救世主になったり、20キロ体重を増やして将棋の棋士としてC2クラスで活躍したりしていました。 RT @******: ハチクロの森田君が、ピーター以外のどんなバイトをしていたのか
実写映画
実写版では染谷将太が二海堂を演じている。
細身で知られる染谷だが、大友啓史監督が目力の強さに惚れ込んで二海堂役に起用したという。
そのため、特殊メイクにより役者がだれかもわからなくなっており、暑さを扇子でしのぐシーンも「メイクのせいで風が全然からだに届かなかった」と苦笑している。
関連イラスト
関連タグ
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村山聖:「東の羽生、西の村山」と並び称された伝説の棋士であり、羽生善治永世七冠が宿敵と認めた人物。また、腎臓に重い病を抱え、風貌も似ていることから、二海堂のモデルではないかとささやかれている。
神鍋歩夢:同時期にアニメ化されたりゅうおうのおしごと!の登場人物。中の人繋がり。
空銀子:りゅうおうのおしごと!のヒロイン。後に彼女も二海堂同様身体に爆弾を抱えていたことが発覚する。