魔装機
まそうき
概要
神聖ラングラン王国が「魔神」に対抗するために開発した人型機動兵器。
ラングランの科学技術と錬金術が使われており、装甲には「オリハルコニウム」という金属が使われており、動力には「フルカネルリ式永久機関」が使われている。
操縦には魔力とプラーナが必要であり、感情の激しいパイロットが扱うとプラーナが活性化され、性能をフルに発揮する事ができる。
魔装機のパイロットは球状のコンソールに手を置き、「心」で機体を動かしている。
魔装機はそれぞれ風、炎、水、大地の4属性のうちいずれかの守護精霊と契約しており、契約した精霊の名前にもとづいて呪術対策の守護名が与えられているため、真の名前は明かされていない。
さらに、高位の精霊と契約して意志を持っている4体の魔装機の事を魔装機神と呼び、操者になるには魔装機神に選ばれなければならないため、選ばれたパイロット以外は乗ることが出来ない。
一度選ばれるとパイロットと魔装機神の関係が死ぬまで続く事になり、魔装機神のパイロットが死ぬと次の人物が選ばれる。
ラングランでは、魔装機の性能をAからDでランク分けしており、魔装機神をAクラス、魔装機神以外の12体の正魔装機をBクラス、正魔装機を元にして作られた量産型魔装機はCクラスと認定して準魔装機と呼び、作業用の機械を魔装機として改造した機体(正確には魔装機でない機体)をDクラスと認定している。
また、ラングラン以外の国で作られた魔装機はラングラン側が性能に応じて各クラスに分けている。
後にラングラン以外でも魔装機が開発されるようになり、多種多様の魔装機が存在している。