概要
練金学士ゼツ・ラアス・ブラギオが開発した禁忌の魔装機。
背部には自律兵器「ウルティム」が6基搭載しており、独自の技術によって高位レベルの出力を発揮する。色が黄緑。
ラ・ギアス最強の「剣聖」であるシュメル・ヒュールの脳が組み込まれており、魔装機操縦に関しては素人のゼツでも強力な剣技を披露できる。
前述の開発経緯から、ガッツォーの名はゼツが行った悪行の代名詞となっており、シュメルの脳移植を含むガッツォーの製造に関わったと噂されるドルバイン社は関与を全面的に否定している。
スペック
分類:魔装機
全高:不明
重量:不明
動力:フルカネルリ式永久機関
エネルギー:プラーナ・魔力
装甲材質:オリハルコニウム
精霊:大地系高位・断崖「ヴァイン」(増強出力による補正)
所属:バゴニア連邦共和国
武装
- グランドウェーブ
- ハルコンソード
- バスターキャノン
- ウルティウムバスター
バリエーション
ガッツォー+
ゼツの弟子であったセウラント・ペイ・ボラキスが作り上げたガッツォーの量産型。
機体色が赤でウルティムが8基となっている。
ガッツォーの性能をそのままに非人道的なシステムを取り除いた高性能機としてラーダット王国の次世代機に採用される予定であったが、ガッツォーの存在を知る者達からは当初から嫌悪感を抱かれていた。
実はセウラントの手によって密かに「ニューロ・カートリッジ」が搭載されており、改造処置を施されたパイロットの脳と機体のシステムを直結させるという非人道的なシステムであった。
一度搭乗したパイロットは最終的に廃人となり、文字通りカートリッジとして使い捨てられる等、皮肉にもガッツォーの名と共に禁忌の業を受け継ぐ事となった。
ガッツォーΣ
セウラントが作り上げた超魔装機。色が深緑。
オリジナル機や量産型と比べると大型化している上、下半身が蜘蛛のような多脚になっている等、その外見はギリシャ神話のアラクネを彷彿させる。
精霊を強制契約させ、人工的なポゼッションを発生させる装置である「ゲアス」を搭載しており、一時的ながら精霊憑依した魔装機神と同等の力を発揮できるが、ゲアスに支配された精霊はΣの力を引き出すための消耗品として扱われて最悪の場合、消滅する危険性がある。
当初は複数の人間の脳を連結させるシステムを組み込む予定であったが、幾多の実験の末に失敗に終わり、上記のゲアスへと切り替えた。
関連タグ
ガンダムヴィダール、ゼプツェン…オリジナルのガッツォーに近い操縦システムが組み込まれた機体。
阿頼耶識システム…ニューロ・カートリッジに近い操縦システム。