概要
元ヤクザが専業主夫業をこなす日常を描いたコメディ作品。おおの氏にとっては初連載作品となる。
2018年2月より、新潮社のWEB漫画サイト『くらげバンチ』にて連載スタート。当初は短期集中連載の予定であったが、TwitterなどSNSを中心に拡散され好評を博したため本連載が決定した。
強面のヤクザが全力で主夫業に邁進するギャップ、および高い画力とシュールな展開が特徴で、くらげバンチ内において最速で100万PVを突破した。
pixivコミックでも連載されており、数話閲覧することができる。
声優の津田健次郎が主演・監督を務め、坂本真綾も出演したPVも大きな話題となった。
2020年10月から日本テレビ系列局ほかの日曜ドラマにて玉木宏主演で連ドラ化される事が明らかになった。制作ホスト局は読売テレビ。
あらすじ
元・最凶ヤクザが選んだのは、主夫としての道だった――。 鬼才の新鋭作家がおくる、アットホーム任侠コメディ!
(公式サイトより引用)
登場人物
主人公一家
龍(たつ)
演:玉木宏
『不死身の龍』の異名で恐れられた、その筋では有名な最凶ヤクザ。現在は足を洗い、主夫業に打ち込んでいる。
強面にグラサン、スーツの上に柴犬のキャラクターがプリントされたエプロンを羽織っており、ドスのきいた関西弁で話す。足を洗ってからもその外見や言動はヤクザ時代のものが抜けておらず、それゆえに周囲の人物を畏怖させてしまっていたり、警官に職務質問されかけることも多いが、本人に自覚はない。
一方で主夫としての能力は高く、家事全般をそつなくこなし、美容や健康に気を使うなど女子力は非常に高い。また、主婦友に子供を預けられたり、婦人会に溶け込んでいたりと、ご近所の奥様方とは仲が良い。
単行本発売の際に公開されたPVでは、津田健次郎がCVを担当している。
更に、後に津田氏が監督を勤めた実写版PVでは、津田氏本人が龍を演じている。
美久(みく)
演:川口春奈
龍の妻。デザイナーとして働くバリバリのキャリアウーマン。基本的に常識人であり、龍の言動に対し時に冷静に、時にバイオレンスにツッコむ。
『クライムキャッチポリキュア☆』『俺の妹はどうかしてるぜ!!』等のサブカルチャーが好きなオタクでもあり、グッズやゲームの収集が趣味で、趣味が絡むと話が脱線することもしばしば。家事の腕は壊滅的で父親(龍の義父で舅にあたる)にも似た傾向がある。
実写版PVでは坂本真綾がCVを担当している。
銀(ぎん)
龍と美久の家で飼われている猫。猫らしく自由気ままな性格。喋り方は飼い主である龍に似ている。
町の皆さん
雅(まさ)
演:志尊淳
龍の元舎弟。現在も龍を慕っており、始めは彼を極道へと引き戻そうとするが、逆に龍の主夫道に感化されていく。
また、喧嘩を売ってから喧嘩の対処法をググろうとする、見逃してもらってるのに相手を挑発するなど、勢い任せで考えなしな面も目立つ。
生活能力は低く、龍が指導するまではかなり自堕落に過ごしていた。
PVでは鈴村健一がCVを担当している。
婦人会 会長
パーマ髪と眼鏡がトレードマークのご婦人。
亮太
近所の子ども。たまに主婦の繋がりで預かる。
虎二郎
“剛拳の虎”と呼ばれた超武闘派ヤクザ。不死身の龍と双璧とも言われている。
が、組が解体され現在は1人移動クレープ屋を営む。
PVでは細谷佳正がCVを担当している。
酉井雲雀
酉井組の姐さん。
去年組長(旦那)が亡くなったためスーパーのパートで生計を立て始めた新米パート。
組長
龍の元上司。既に彼も引退している。
現役当時は厳しく指導されてた模様。犬好き。
警官(酒井タツキ)
演:古川雄大
龍が住む街の警察官。基本的に2人1組(実写PVでは単独)で街を警らしており、度々龍を職務質問している。実写ドラマでは警官の一人に酒井タツキという名前が付けられている。
表記ゆれ
関連動画
実写版PV