概要
栗とは、ブナ科クリ属の木の総称。落葉樹。種子を食用にする。北半球の温暖で湿潤な地域に広く分布している。果実はいがいがに覆われており、1個から7個の種子が入っている。
英語では『Chestnut(チェスナット)』。
フランス語では『châtaigne(シャテーニュ)』という。
※『marron(マロン)』という呼び方が有名だが、これは栗ではなく、マロニエ(セイヨウトチノキ)に生る実のことである。
木材としては水や腐蝕に強い。かつては建築建材としても用いられた。丈夫な木で幹を切り倒しても切り株から蘖(ひこばえ)が生えて再生する。
古くは、縄文時代の日本人の主食であった。