概要
『モンスターハンター3(トライ)』(MH3)で初登場した鳥竜種のモンスター。通称「彩鳥」「ペッコ」。
いわゆる「MH3におけるクック先生の代理」である……と言いたいところだが、モンスターのモーションが多様化した今、こいつの立ち回りを覚えても大して役に立ちそうもない。
ペッコ自体はそこまで強くはないが、奴の真骨頂はその鳴き声。
なんと他のモンスターの声マネをして、そのモンスターをどこからともなく呼び出してしまうのだ。
呼び出すものも、小型から強力な大型まで多種多彩。
挙句の果てには、さらに鳴き声で鼓舞してステータスを上げたり回復させたりする始末。
しかし、ときにはイビルジョーまで呼び出して自滅して(食われて)しまうことがある。
呼び出されたモンスターまで相手にしていたらきりがないので、こやし玉を投げて早々にお帰りいただこう。
また、鳴いている途中に音爆弾を炸裂させると呼び出しを妨害でき、さらに短時間だが隙が作れる。
鼓舞する演奏だった場合は、妨害することで失敗しハンター側がその効果を横取りできる。
ところで、「胸の発声器官から特殊な音を発することによって回復などの効果を発生させる」と聞いて、
何かを思い出したことはないだろうか?
メゼポルタやポッケ村を拠点とするハンターなら直ぐに分かるが、これはまさしく「狩猟笛」である。
MH3には狩猟笛は登場しなかったが、『モンスターハンターポータブル 3rd』(MHP3)でクルペッコ素材を用いた狩猟笛がついに実現した。
他にも、両翼に付いた火打ち石を用いて発火、爆発させてくる攻撃もある。
素早い上にこちらを的確に狙ってくるので、火耐性が弱いとごっそり削られてしまうことも。
MHP3では集会浴場で入浴中のアクションにガーグァの人形を浮かべるアクションがあり、低確率でクルペッコの人形が出る。
亜種
原種よりさらに体色の赤みが増した、通称「紅彩鳥(べにさいちょう)」と呼ばれる亜種。
原種は火打ち石を使用するが、こちらは電気石を用いて電流、閃光を走らせてくる。
そのため、クック先生に限らずロアルドロス亜種(こちらは毒液を吐き「狂走エキス」が手に入る)とともにゲリョスの出番まで奪ってしまった。
また、原種同様声マネでモンスターを呼び寄せるが
演奏が短いために邪魔しにくく、呼び寄せるボスの顔ぶれも原種より凶悪になっている。
上位ハンターになると入浴中のアクションでクルペッコ亜種の人形も出てくるが、原種より出る確率は低い。
…たまにふらっとハンターが連続で浮かべている時があるが。
というより、ふらっとハンターの場合判定基準が1アクション毎のため、一度クルペッコが出ればそのアクション中はずっとクルペッコが出続ける仕様。
さらに余談だが、「彩鳥の会」なるものが存在するらしい。会長・会員ともにクルペッコを「ペッコちゃん」と呼ぶようだが、亜種には頭が上がらないらしい。
また、MHP3のイベントクエスト「小兵の狂乱」では
全長約4mほどしかないクルペッコ亜種が出てくる。もちろん確実に最小金冠をとれる。
小さい分攻撃が当てにくく、また見た目の割に電気石による攻撃の当たり判定が大きい。
その代わり、通常サイズでは高い位置にあり届きづらい弱点である頭に
リーチの短い片手剣や双剣でも、たとえホバリングしていても簡単に届いてしまうので
戦いやすいという声もある。
また同じくらいの大きさのウラガンキンも呼んでくる。
MH3で時々配信されているクエストに登場する「幻のウラガンキン」なので、こちらも最小金冠。