......ワタシガ...オアイテ...シマス............。
概要
『艦隊これくしょん』の2017年秋イベント、『捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(前篇)』第四海域「スリガオ海峡沖」の後半戦力ゲージの旗艦(ボス)にして同イベントのラスボスとして新たに登場した「姫」級深海棲艦。
なぜ「埋護」と呼ばれるかは、突破報酬艦の史実(現在)を参照。
艦種が駆逐艦の防空棲姫と違い、こちらは正式に防空駆逐艦となっている。
そのステータスは、雷装以外は防空棲姫にこそ及ばないもの『火力140、雷装120、対空200、装甲190』と高水準であり、「お前のような駆逐艦がいるか」、と言う点では同じ。
実は解析によると彼女の艦種は航空戦艦である。戦場が払暁戦であることに加え、また特効艦の扶桑姉妹を活かすための処置(駆逐艦だと戦艦による徹甲弾補正が効かないため)であろうが、ステータスだけでなく内部的にも駆逐艦どころか戦艦と言う詐欺っぷりである。
ただし難易度「甲」では『火力220、雷装140、対空240、装甲250』という手の付けられないスペックにまで上方修正され、同航戦あるいは丁字有利を引かなければ装甲を貫通するのは困難になる。
ワタシガネ…?マモッテイクノ…ッ!
キカナイ…ッ!
また対空値が恐ろしいほど高いため、扶桑型や最上に瑞雲を搭載しているとあっという間に全機撃墜され弾着観測射撃を行えないという事態が発生する。
当然、基地航空隊にも甚大な被害が発生するのだが、それでも基地航空隊の支援なしで撃破するのはまず不可能である。
彼女を撃破することで秋月型駆逐艦「涼月(艦隊これくしょん)」が艦隊に加わる。
しかし他のラスボスを務めた深海棲艦達と違い、後1回撃破すれば海域と突破となる所謂「ラスダン」の状態に入っても編成や防空埋護姫のステータスが変化しない為、戦力ゲージ1本目のボス海峡夜棲姫のラスダンの方が辛かったと感じる提督も多いようだ。こちらはラスダンに入ると性能が強化され敵第2艦隊に防空埋護姫が編入される為否応なく扶桑姉妹を大破させられて昼戦に移行しても手も足も出ない場合すら起きかねない状況が発生した。
オモシロイ。デモ…マタクルワ。マダ…マダ オワラナイカラ…!
名称の由来
この深海棲艦の元となった防空駆逐艦「涼月」は現在北九州市・北九州港に存在する防波堤として機能している。この防波堤は涼月と同姉妹艦「冬月」、柳(初代)の3隻を沈設しコンクリートで埋めた防波堤であり防空埋護姫はこの埋め立てられ護岸となった史実と運営がツイートで「今も日本を護り続ける」と表現した現在の涼月の姿を重ね合わせて「埋護」という言葉で表現したのではないだろうか。
また、坊ノ岬沖海戦後の涼月は通信能力を失った状態で残存部隊からはぐれており、佐世保軍港に辿りつくまで行方が判らない状態にあった。
このとき姉妹艦にあたる冬月は米軍に位置を探知される可能性にも構わず涼月に所在を知らせるよう無線で呼びかけ続けており(途中で諦めた後も周辺各部隊に涼月の援護を要請している)、この一件を「迷子」と表現して駄洒落に仕立てている可能性もある。
また攻略wiki、まとめサイトでは「うまるちゃん」と呼ばれることもしばしばで、これをネタにした画像も登場している。
ウソ…ワタシガ…ッ…モドルウミ…ナンテ…。ソンナ…オノレッ…
エッ…?ウデ…ガ、ジユウ…ニ。もど…れ、もどれる…カエレる、のね?
わたし、もういちど…自由に…海を、駆けて……!
余談
以下の部分は根拠となる考察が不十分で態々深海棲艦の担当絵師まで変える必要性のなく、俗説の域を出ていない点に注意。
扶桑に似た方が消える理由の考察は既に存在している。
…と、ここまで防空埋護姫は涼月がモチーフという前提で解説してきたが、ストーリー的には涼月ではなく扶桑が深海化した姿が防空埋護姫ではないかという説もある。
その根拠としては以下の通り。
- 防空埋護姫はE4前半攻略ゲージ破壊時に突然ボス第二艦隊に姿を現すが、この時、海峡夜棲姫から扶桑側の人影が消えている。(そもそも深海扶桑は幻影説が主流)
- 内部的には駆逐艦ではなく航空戦艦(これは違法な手段での解析結果)。
- 扶桑も涼月もCVは藤田咲氏で防空埋護姫も担当しているコンプティークでコメントしている。
後に複数の艦を取り込んだと思われる深海棲艦の存在が明らかになっているので、扶桑と涼月の両方を取り込んでいた可能性も考えられなくはない(ただし「ワタシタチ」と名乗っていたあちらとは違い、一人称は「ワタシ」と単数形)。
関連タグ
捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(前篇) 深海棲艦 レイテ沖海戦 涼月(艦隊これくしょん)
防空棲姫 駆逐棲姫 駆逐水鬼 駆逐古鬼 駆逐古姫:駆逐艦カテゴリの棲鬼/棲姫級。特に防空棲姫は攻略報酬の点で近似点がある。
読み間違え……?(確信犯)⇒防空迷子姫