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ガムテープデスマッチの編集履歴

2020-09-27 17:45:28 バージョン

ガムテープデスマッチ

がむてーぷですまっち

ガムテープデスマッチとは、本来の定義では「ガムテープで右手(おそらく左ハンドル車の場合は左手となるものと思われる)をステアリングホイールに縛り付けたまま行うレース」のことである。

頭文字D』におけるガムテープデスマッチ

妙義ナイトキッズのNo.2である庄司慎吾が得意とする特殊ルール。


やり方はステアリングに右手をガムテープで固定するだけである。

ステアリングが左右いずれにも180°程度までしか切れない(=ステアリングではほぼ曲がれない)ため、クルマはドリフトで曲げるしかなく、ステアリングはあくまでドリフトのきっかけにしか使えず、さらにはカウンターをロクに切ることもできないので軌道の修正が非常に難しい。

もしアンダーステアが出てしまっても、サイドブレーキでリアを滑らせればなんとかなるかもしれない。問題はオーバーステアで、FFならアクセルを踏み込めば解消できるが、FRなら修正する手は無い。つまりFRだけが一方的に不利になるルールなのである。

ただし慎吾も「山のように練習した」と言っている通り、FFだからといって簡単にできるわけではないので注意


このルールの難しさを理解せずに最初のコーナーに突っ込んだ藤原拓海は、慎吾の目論見通りカウンターを切れない危機に陥ったが、咄嗟にホールド性の低いノーマルシートと三点式シートベルトに助けられ、身体ごと腕を沈ませて手首を痛めつつもなんとかステアリングを切り足して危機を脱した。

その後すぐにコツを掴み、「むしろステアリングを極力切らない方が速い」と理解して本来の速さを取り戻し、最終的に慎吾を撃破した。そればかりか、それまで拓海の弱点だった、ターンイン直後のカウンターステアの舵角が大きかった事が解消され、後のvsインパクトブルー戦やvs高橋涼介戦で活きる事になる。

なお、TVアニメ版に於いては店長も現役時代に周りでやっていたらしく数あるハンデの中ではこれが特に危険なルールだったと回想していた。

同様に、高橋啓介も拓海がガムテープデスマッチをするのが分かった際に大きく動揺していた(TVアニメ版ではバトルまでに日数が空いていたので啓介や涼介もバトルを知っていた)。


ガムテープデスマッチの話は、終盤の『ゴッドアーム』こと城島俊也戦でも出てくる。城島は左手をステアリングに触れずに走る、セルフガムテープデスマッチとも呼べる走法で拓海を実質敗北にまで追い込むが、彼は皮肉にも慎吾が「ホンダがFR作ってくれりゃ乗りかえる」とまで言って欲しがったS2000を駆っているのがまた面白い。


現実の世界では、『ドリキン』こと土屋圭市もTVアニメ版第一期放送中に制作された特別番組『頭文字D エキサイトバトルスペシャル』内の企画でこれに挑戦。ぶっつけ本番で見事2つのヘアピンをクリアしてみせ、拓海の技が不可能でないことを証明してみせた。ただしこれは峠と違って広く対向車も来ない、クローズドサーキットであったという点は考慮する必要がある。また難なくクリアした土屋すら開口一番「いやこれ大変!」「これね、むっちゃくちゃ難しい!」と叫んでおり、素人では到底届かない境地なのは間違いない。番組内でのナレーションでも言われているが、これはドリキンだからこそ為し得た偉業なので絶対に真似はしないように


他作品における描写

超速伝説ミッドナイトチェイサー」の場合


香港映画「超速伝説ミッドナイトチェイサー」でもガムテープデスマッチを行うシーンがある。しかしこの時は主人公(スカイ)陣営でバトルを受けたのはスカイ本人ではなくメインヒロイン、リョンチーの兄でメカニック役のパディだった。

チェイエ(元々スカイ陣営だったがライバル、タンフン側に寝返った)は「(タイに行った)スカイが帰ってくるのを待て」と制止を試みるモノの、結局パディはバトルを受けてしまう。だが結果としてパディの黄色いランエボ(Ⅲ?)は大破、パディ自身も死んでしまった。

尚、本作ではスタート時を除いてガムテープデスマッチのバトル描写はないのでご留意頂きたい。


関連タグ

頭文字D 庄司慎吾 妙義ナイトキッズ城島俊也

ガムテ

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