「貸し借りは必ず返済する。――なにせ、僕は商人ですからね」
プロフィール
誕生日 | 3月24日 |
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年齢 | 20歳 |
身長 | 177cm |
体重 | 60kg台 |
好きな食べ物 | 辛いもの、苦いもの |
能力 | 言霊の加護 |
CV | 天﨑滉平 |
人物像
灰色の髪をした行商人の青年。王選とは関わりのない一般人であり、本作の登場人物にしては普通に近い感覚を持っている。常識人枠であり、ツッコミ役。
性格はリアリストで計算高いが、根は心優しく情に流されやすいところがある。平時はどこか抜けており、オーバーリアクション気味な為か、周囲からよくからかわれている、いじられポジション。気弱な印象とは裏腹に、後述のように多くの苦難を経験してきただけあって、意外としたたかで頑固な一面もある。
行商人として護身術(スーウェン家に伝わる体術らしい)を習得しており、スバルに殴り合いで勝てる程度には強く、魔法もそれなりに使用できる。人類種以外の生き物の言葉を理解し、意志疎通ができる「言霊の加護」を持ち、生き物達から情報収集や協力を取りつけたり、集めたマナで上級魔法を行使するといった事も可能。
自他共に認める不幸体質であり、生まれた直後に産湯で溺れかけたのを皮切りに、幼少期は加護の弊害で難聴状態に置かれてまともな生活を送れず、人外と会話できる性質上、気味悪がられて冷遇されたり、権力者の娘から逆恨みされて故郷を追い出されたりと、薄幸人生を送っている。
商人として独り立ちした後も、不運に見舞われ続けた挙げ句、スバルと遭遇して魔女教の事件に巻き込まれていくことになるが……
関連タグ
ナツキ・スバル エミリア(リゼロ) ガーフィール・ティンゼル
以下ネタバレ
第四章よりエミリア陣営に加わるレギュラーキャラの一人。スバルによって政務担当として陣営に引っ張り込まれ、不本意ながら役職につくことになるが、章が進むにつれて絆されている。
内政官としての実務能力や交渉能力は高く、陣営を影で支えている参謀的存在。奔放な面々に振り回されがちで、フォローや尻拭いに奔走したりと相変わらず苦労が絶えない。
スバルとは日常的に口喧嘩をしつつも、対等な友人関係を築いている。スバルの本来の脆さを理解している数少ない人物であり、メンタル面で彼をサポートする役割を担うことも多い。
役職的に非戦闘員であるが、エミリア陣営に身を置いている関係上、戦闘に参加させられる機会も少なくなく、また本人が戦い慣れしてきていることもあって、スバルやファンからは「武闘派内政官」の肩書きで呼ばれることもある。
ちなみにweb版で公開されているIfルートでは度々悲惨な境遇に陥っている。スバルが3章を経由しないと破産することが決定しているらしい(その場合、スバルとは本編と違った関係性となっているルートも存在する)。
スバル「だから俺にもっと感謝するんだな!」
オットー「否定できない!!」
小ネタ
・レム、ヴィルヘルムに続く成り上がりキャラクター。作者サイン会(2017年)での人気投票では3位に入賞するなど、男性キャラクターの活躍が多い本作の中でも、高い人気を勝ち取っている。…のだが、公式のグッズからハブられたり、作者に設定資料を紛失されたりと、リアルでも不憫な扱いを受けるのがご愛嬌。
・作者によると、彼の誕生日は「苦労が身に染みる(96うが324みる)」という言葉から来ているらしい。彼の愛竜のフルフーの誕生日は9/6であるので、二人(一人と一頭)で苦労が身に染みるコンビである。
・「言霊の加護」で人以外とも話せる為、恋愛対象を人に限定する必要がない。初恋相手は猫だったが、猫の方がオットーを恋愛対象として見なかったので振られた過去がある。
・書籍版の3章などではエミリア陣営に加わらなくても王選ではエミリアを支持しただろうことが触れられている(加護の弊害で孤立した経験から、エミリアの境遇に対しても理解があるため)。
・意外にもサッカーの才能がある。のだが、異世界にはサッカーという物はないので才能に気づくことはないだろうとの事。
学園リゼロではサッカー部のエースになっている。とはいえ、クラスの弄られ役という立ち位置は本編とあまり変わらないのだが…