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ムーの白鯨の編集履歴

2020-10-26 14:23:20 バージョン

ムーの白鯨

むーのはくげい

時計じゃ測れない 遠い遠い昔 人は見えない翼 持っていたのさ 鳥より高く飛び 指で岩を持てた 君は信じるかい? それとも笑うかい…

解説

東京ムービーが初めて原作無しで製作したSFテレビアニメ。

1980年4月4日から同年9月26日まで放送された。


非ロボットアニメの珍しい作品であったが、その後の作品はロボットアニメに変更され少々残念。

本作の双子の姉妹が敵味方に分かれるという設定は、

後に同じチームが製作した『六神合体ゴッドマーズ』でも使用された。


ストーリー

 1982年3月、惑星直列が起こり、世界各国に異常現象が相次いで発生。その原因は、太陽系に3万年の時を超えてアトランティス大陸が出現したためであった。

 そして、時を同じくして、太平洋海底でも巨大なものが目覚めていた。


 3万年前、地球上には平和を愛し白鯨をシンボルとする海の民が住む「ムー大陸」と、好戦的でコンドルをシンボルとする山の民が住む「アトランティス大陸」とがあった。

 アトランティスの帝王ザルゴンは、科学を発展させるオリハルコンの力を用い、軍事国家を設立していた。ムーの指導者「ラ・ムー」は、アトランティスとムーとの対決が地球を滅ぼすものと案じ、自らの力と引き換えにアトランティスを異次元へと飛ばす。が、同時にムーも海底に没した。


 現代に蘇ったアトランティスは、オリハルコンを求め地球侵攻を開始。

 そしてラ・ムーもこの事態を予測しており、自身の脳を巨大な白鯨に移し、3万年の時を超えて蘇る。

 かつてのムーの戦士たちの生まれ変わりである少年少女は、イースター島に集められた。彼らはラ・ムーと白鯨、そしてラ・ムーの娘マドーラとともに、アトランティス帝国に立ち向かうのだった。


白鯨

 劇中に登場する「白鯨」は、全長200mの巨大なシロナガスクジラそのもの。海中のみならず、飛行能力も有する。後に宇宙航行能力も有するようになる。

 実際のクジラを改造したものなのか、あるいはクジラに似た生物もしくは人造生命体なのかは不明(後に形状が変化し、宇宙船となったり、様々な武装を有したりするため、人造生命体である可能性が髙い)。

 白鯨の体内には、ムーの指導者ラ・ムーの脳が移植されている。そのため、一種のサイボーグであると言える。

 体内に操縦席となる球体カプセルがあり、テレポートで内部にムーの戦士たちが入り込み操縦する。操縦者が五人集まらないと、真価を発揮できない。

 当初は武装が無かったが、劇中で主人公たちの力を受けて強力な武装を有するようになり、外観も変化していく(下記参照)。

※名称は、設定画に記載されていたもの。

  • 白鯨マーク1

[pixivimage:<80915344>]

:1~6話登場。飛行能力とバリア展開能力を有する。バリアで全身を包み込み、体当たりで敵を撃破する。バリアは小型戦闘機程度なら、触れただけで破壊できるほど強力。形状はシロナガスクジラそのもの。

  • 白鯨マーク2

[pixivimage:<80555802>]

:7~15話登場。頭部の突起からオーロラ状の光の帯を放つ『オーロラビーム』が加わった。このビームは、対象を凍結させる事ができる。クジラの前肢のヒレおよび尾ビレが、戦闘機や宇宙船の翼のようなメカ的な形状に変化した。

  • 白鯨マーク3

:16~18話登場。頭部にムーの紋章、胴体部に虹色の模様が、それぞれ浮び上がった。同時に、オリハルコンパワービームを跳ね返す能力が付加される。

  • 白鯨マーク4

:19~26話登場。完全な宇宙船の形状に変化し、シロナガスクジラの面影はほぼなくなっている。オーロラビームに加えて『熱球ビーム砲』7門を装備。熱球ビームは単発でも強力だが、一斉発射することで更に威力を増すことができる。ただし、一声発射は5発が限度。


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勇者ライディーン ムー大陸を題材にした日本初のファンタジーロボットアニメ。しかし、諸事情で後半はゴッドバードヘッドカッター等の科学的要素を採り入れざるを得なくなる。

六神合体ゴッドマーズ 同一スタッフによるロボットアニメで、前述した通り、双子が敵同士となる設定が流用された。

ゴッドマジンガー 同様にムー大陸を設定に盛り込んだ東京ムービーのTVアニメ。

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