主に柔道の技。サンボにもあり、こちらはプロレスに使用されている。
柔道の技
講道館や国際柔道連盟(IJF)での正式名は「裏投」。
基本形はプロレス技でいうバックドロップとほぼ同じ形。
掛け方にもよるが受ける側は十分な受身の取れないまま落ちる場合危険なため小学生は使用禁止。
サンボの技
柔道と比較して胴衣をつかむ行為に関する制限が少ないことから、膠着した際の崩し技としての利用やタックル(テイクダウン)からの連携などに多用される。
プロレスの技
プロレスではロシア遠征でサンボ修行を行った馳浩と飯塚高史が裏投を体得して日本に持ち込まれた。
また、柔道家のショータ・チョチョシビリがアントニオ猪木との異種格闘技戦でチダオバ流裏投3連発で猪木からKO勝ちもしている。
この場合は『側面から相手の脇下へ頭を潜り込ませるようにして組み付き、片腕で首の付け根あたりを、もう片方の腕で腰を抱える』形のものである。