概要
ドジョウ科とされることが多いが、最近ではアユモドキ科とすることもある。
体型は細長くないため、一般的に想像するドジョウ像とはかけ離れたものとなっている。
最大で30cm程度に成長するが、大きな河川や湖沼で育ったものでない限り、通常は10cm前後にしか成長しない。
エラの近くにトゲがあり刺さると痛い。これは、大型ナマズやライギョなどの天敵から身を守る際に使うと思われる。
魚は一般的に普段と同じ体勢で寝るが、クラウンローチは人間の様に横になって眠る習性があり、
危険がない事を確認すると、横向きに倒れる様に寝始める。
昼行性だが、安全なら昼でもかなり長い時間寝続ける。
日本では熱帯魚としても知られ、ポピュラー種となっている。
高い好奇心をもち非常に活発な為、他の魚にベタベタ絡み、避けられてしまうことも多いが、
基本的に問題を起こすことは多くない。
丈夫な種類だが水質変化にはやや敏感で、水換えを雑にすると調子を崩しやすい。