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アユモドキ科

あゆもどきか

ドジョウ上科に含まれる科のひとつ。アユモドキやクラウンローチなどが所属する。
目次 [非表示]

概要

コイ目 ドジョウ上科に含まれる科のひとつ。

アジアの淡水域に8属約60種が分布する。

日本に分布する種はアユモドキただ1種のみである。

以前はドジョウ科の1亜科、アユモドキ亜科とされていたが、最近の研究で科に昇格した。


体は側扁し、下向きの口、3対6本の口ヒゲを持つ。

目の下の溝に眼下棘と呼ばれるトゲを収納しており、天敵に襲われた際に立てて攻撃したり、捕食された際につっかえにして飲み込まれる事を防ぐとされている。興奮した際にも飛び出す事がある。

ドジョウの仲間だが、体が短く尾びれが二股に分かれており、普通の魚の様な姿をした種が多い。

普段は水底にいるが、遊泳力はドジョウ類のなかでもかなり高く、ホバリングも可能。


河川や農業用水、湖沼などに生息し、石や水草の陰などに隠れている事が多い。

産卵期には浅い湿地や水田、雨による増水でできた一時的水域に集まって産卵する。


節足動物類、付着藻類や水草などを食べる雑食性。大型種は小魚も捕食する。


体長10~20cmほどの種が多い。

最大種は約50cmにまで成長するロイヤルローチ、最小種は最大4cmほどのドワーフボティアである。


海外では食用に利用される他、(日本のアユモドキも以前は

食べられていた)クラウンローチなどの数多くの種が観賞魚として飼育されている。

飼育は比較的容易だが気が荒い種が多く、混泳には注意が必要。

飼育下での寿命は長く、10年以上生きる事もある。

クラウンローチには40年以上生きた個体も存在する。

水底に横たわって眠る習性があり、一件死んだ様に見える為、飼育者がよく驚かされる。

喧嘩や餌を食べる際にカチカチと音を出す事がある。


主な種類


アンバスタイア属


アジアアユモドキ属\ボティア属


クロモボティア属


ハナアユモドキ属\レプトボティア属


アユモドキ属\パラボティア属


シナアユモドキ属\シニボティア属


ボテドジョウ属\シンクロッスス属


ヤスヒコタキア属


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