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パキスタンローチ

ぼてぃああるもらえ

熱帯魚として飼育されるドジョウの一種。 名前に反してパキスタンには生息しない。

概要編集

コイ目 ドジョウ上科 アユモドキ科 ボティア属に分類される淡水魚。

学名:Botia almorhae

体長は15cmほど。ヒゲは6本で黄色い。

クリーム色の体色に黒い模様を持つ。

幼魚はアルファベットでYoYoと描かれた様な黒い模様が特徴。

成長すると模様が崩れて網目模様になる事が多い。

目の下にはトゲが収納されていて、天敵に襲われた際に立てて使用する。

インド、ネパール、バングラデッシュの河川に生息する。

名前に反してパキスタンには生息しないが、パキスタンには姿がそっくりなボティア・バーディー(バーディーローチ)が生息する為、2種が混同されてしまったと考えられる。


熱帯魚として飼育され、日本ではボティア類の中でクラウンローチについでよく販売されている。

日本で販売されているものは養殖個体が多い。

ボティア類の中では割と温和な方だが、それでも他の魚に付き纏ったり、追い回してヒレを千切ったり、目玉を食べてしまう個体も稀にいるので、混泳には注意が必要。

同種や近縁種と小競り合いをする事もある。

2~5cmほどの小さな個体が売られている事が多いが、10cm以上に成長し、寿命も10年以上と長い為、小型魚との混泳は長期的には難しい。

遊泳力が高く、よく泳ぎ回るが、普段は障害物の隙間に隠れている事が多い。

クラウンローチと同様に、横たわって眠る習性がある。

他のボティアと同様に調子を崩すと白点病にかかりやすく、注意が必要。


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