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東京ミュウミュウ第5話の編集履歴

2020-11-10 15:42:24 バージョン

東京ミュウミュウ第5話

とうきょうみゅうみゅうだいごわ

「東京ミュウミュウ第5話」とは2002年に放映されたアニメ版「東京ミュウミュウ」のエピソードの一つで、正式タイトルを『嵐の新体操、ネコの力で輝く星になるニャン』という。漫画原作に無い、アニメ版オリジナルストーリーである。

あらすじ


さて、ここではアニメ版だけのオリジナルストーリーである第5話「嵐の新体操 ネコの舞で輝く星になるにゃん」について説明しよう。(ネタバレ要素が多いので、多少長くなりますがご了承下さい。)この話はどんな話かと言うと…ある日の朝の事、学校に遅刻になりそうになって全速力で走るいちごともえとみわの3人、だが、学校手前に設置している横断歩道を渡る際に、危うくトラックにぶつかりそうになったいちごだったが、ミュウミュウの力でヒョイッと宙返りして身をかわしたしたのである。それを偶然にも校舎から新体操部員達が一部始終見ていて、「み、みんな、今の見た?」、「あんな子がウチの学校に居たなんて…」と驚く部員達の横で、キャプテンが「ええ、放っておく手は無いわ。良い事、何があろうと私達がゲットするのよ」と言って、早速部員にしようと休み時間に勧誘に乗り出したのだ。で、部員達曰く、「私達、今年出来たばかりの部なんですけど。」だの「部員がたったの4人、試合に出るにはもう1人必要なの」というある意味、ピンチだらけの創立ホヤホヤの代官中学新体操の助っ人部員になったいちごが(最初は部員達の勧誘を受けたものの、入部に乗る気にならずに断ってしまう。だが、キャプテンの笛の合図で部員達が跳びかかった挙句、無理矢理制服を脱がして強引に着せたレオタード姿にいちごが「うわぁ~超カワイイ~一度着てみたかったんだ、レオタード!」と喜んだいうのもありますが…)悪戦苦闘しながらも、ミュウミュウの力で新体操の技を磨く。(ちなみに、カフェミュウミュウのバイトも掛け持ちしているので、バイトが終わると疲れて相当バテてしまっていたが。)

その後、部員達みんなでキャプテンが目標にしていた5月12日日曜の「区立中学校新体操競技大会」に出場、だが個人演技が始まる直前に緊張で体が動けなくなるいちごだったが、青山君が間一髪駆けつけて、元気になったいちごは華麗な演技を披露する。だが、そこへキッシュが妨害をしかけ、団体演技の最中だったいちごは騒ぎを利用して上手く抜け出し、観戦を見に来ていたみんと、れたすと一緒に変身して、アシカ型キメラアニマと戦い、無事浄化に成功したのだった。で、今大会の最終結果に関してだが優勝は本郷中学、惜しくも代官中学はいちごのミスが響いて準優勝だった。表彰式終了後、いちごは「キャプテン、ごめんなさい。もう少しあたしのミスが無ければ…」と部員みんなに謝るのだが、キャプテンは一切責めたりはせず、逆に「いいえ、あなたのお陰でみんな思いっきり出来たわ。本当に楽しかった。」と感謝を述べた。部員達も「そうよ、凄かったわよ!」とか「桃宮さんは私達の救世主よ!」と絶賛し、いちごは「そんな…でもそうですか?」と嬉しそうに照れるのであった。まさに、「神様仏様いちご様」状態そのものである。その後、いちごとキャプテンは握手をして、色々あった代官中学新体操部にとって初の大会は準優勝だったものの、皆とても満足した気持ちで終わったのだった。(アニメでは時間の都合上描かれなかった様だが、キメラアニマとの戦闘前にチラッと映っていた団体演技の事を指していると思われる。みんとが「結局あの後のいちご、ミスの連続でしたわね。」と言い、赤坂も「仕方ないですよ、敵と戦った後じゃ。」と言っていたので、恐らくキメラアニマとの戦闘後、いちご達代官中学の団体演技は無事再開された模様である。まぁ、仮に大会全部をやるとしたら、今回の新体操部の話を出会いから部活での特訓をメインにした前編と、大会を主体にしつつキメラアニマとの戦闘を入れた後編に2週にかけて放送ならないので、非現実的かと。)ちなみに、帰りは青山君とラブラブで帰れると思ったら…助けたアシカに邪魔されてしまいましたとさ。めでたしめでたし…?


レオタードについて

代官中学新体操部のレオタード


次に、ある意味この回の魅力であり影の主役(?)である、いちごが着用していたレオタードについて解説しよう。この頃(アニメ放送時は2002年)はまだ新体操はハイレグレオタードの時代で、今のレオタードの様にスカートスパンコールは付けられなかった。ルールが改定されたのは2004年のアテネオリンピックの頃からで、2000年のシドニーオリンピックまでは認められなかったからである。まっ、丁度中間地点なので、致し方ないですね。話は少々脱線するが、アニメ第1話の冒頭でいちごが青山君に告白するシーンで、長袖体操服に白ライン1本入り青紺ブルマ姿の女子生徒の集団がランニングしていたが、(代官中はこの当時には珍しくまだ女子がブルマだったと言う事か!?)残念ながらいちごのブルマ姿は見られなかったし、夏場にスクール水着を着用するシーンも無かったので、ある意味サービス回と言っても過言ではないが…この回では主に部活時に着用していた白をベースに黄色のハート模様が入った「練習用レオタード」と、
センシティブな作品

後半の大会出場時に着用していた白をベースにマゼンタ色の波型模様が入り、首まで一体型かつ胸元にダイヤ型にカットされた「試合用レオタード」(「大会用」と言った方が良いかもしれないが)の2種類の新体操レオタード姿を披露した。なお、いちご専用の黄色のハート型模様付き練習用レオタードについては、前もって用意された物なのか、急遽どこかのスポーツ用品店か他の店かで調達した物なのかは不明。ただ、キャプテンを始め他の部員達が白一色のレオタードだった事を考えると、ある意味好待遇ではないかと思う。また、大会用レオタードについてもまだ新体操部自体が設立間もないし、学校からの部費だってかなり少ないはずなのに、初の大会出場と言う事でいちごや部員みんなが頑張れる様に、キャプテンが思い切って大会用のレオタードを発注したのだろう。デザインだってかなり派手でセクシーなのだからと、色んな事が想像出来るのだが…それはさておき、いちごのレオタード姿はなかなかセクシーだったものの、まだアニメが始まって間もない時期(いちご、みんと、れたすの3人だけで、歩鈴とざくろは居なかった)だった事もあり、ファンの間からはあまり注目されなかったのが残念だが…

また、肝心の第5話の感想も「作画が安定していない」、「演出のテンポが悪い」、「ミュウミュウの力を日常で自由に使えるかどうかを研究する、という主題は良かったけど、残念ながら実現はしなかった」、「廃部寸前の新体操部の助っ人になる→練習キツイ無理やめよ→愛しの青山くんが応援来てくれるって!がんばる!→(当日)青山くんいない…あ、どうしよう、体が動かないよ、、の流れが無理」、「新体操部の助っ人として大会に出るが緊張で動けなくなるいちご。かけつけた青山の応援に勇気づけられてなんとか演技を成功させる。主人公は基本的に男の事しか考えていない、他の新体操部員への義理とかそういう思考は皆無。」など低評価ばかりになってしまったのも残念な話である。


大会用レオタード

桃宮いちご(新体操レオタード)センシティブな作品センシティブな作品桃宮いちごちゃん

他校のレオタード


本編もラスト近く、キメラアニマとの戦闘が終わった後は大会の表彰式のシーンとなり、まず体育館の天井から下へスクロールすると、画面の中央部に今回の大会で一位になった本郷中学の選手達が表彰台の上に並び、思い思いのポーズと嬉しそうな明るい笑顔で優勝した喜びを表現していた。なお、画面右端には三位入賞としたと思われる学校の選手が一人ポツンと映っていた。その後、横向きに視点が変わり、中央の表彰台に並んだ本郷中学の選手達から左へスクロールすると、今回準優勝したいちご達代官中学の選手達が気を付けの姿勢でキチンと整列しているのであった。つまり、真ん中の表彰台に優勝した本郷中学の選手達が、向かって左側に準優勝の代官中学の選手達が、右側に三位の中学の選手達が、それぞれ居るという訳である。ちなみに、どんなレオタードだったのかと言うと…

センシティブな作品

(なお、アニメ本編に出たモブキャラではなくてモデルとして特別に、Go!プリンセスプリキュア天ノ川きらら海藤みなみの2名に着用して頂いておりますのでご了承下さい。)

↑の絵で説明すると、まず向かって左側の天ノ川きららが着用している胴体部が黄色で腕部が黒色のレオタードが三位入賞の学校のレオタード、向かって右側の海藤みなみが着用している上下にダイヤ型の白模様が点対象に配され腕部とその他の部分が青色(前と後ろが同様のデザインになっている)のレオタードが今回優勝した本郷中学のレオタードである。

センシティブな作品

オマケの娘

ちなみに表彰式の時、本郷中学の選手達の中でさりげなく一番目立っていたのがこの娘…

(演技シーンは無かったので、イメージ絵でどうぞ。)

5人並んだ中で一番左端に居たこの娘は、他の4人の部員達がショートヘアーとやや地味な髪型だったのに対し、唯一黒髪セミロング+大きなリボンを付けていて、モブキャラの中で存在感を漂わせていた。新体操の腕もさることながら、学校内で一二を争う美少女なのかもしれないが。

なお、さっきも書いたが本郷中学の選手達が出たのは表彰式のみであって、いちご達代官中学のメンバーと絡んでくるシーンは一切無かった。前にも言ったが、前編後編に分ければ話は別だったのだろうけど。



代官中学新体操部について。

いちごちゃん新体操

次に代官中学新体操部のメンバーを紹介しよう。一応、この回だけのモブキャラとなるが…

↑の絵で説明すると、真ん中に居るいちごを基準に一番右端に居るのがメガネを掛けた通称「キャプテン」と呼ばれる部長、いちごとキャプテンの真ん中後ろに居るのがショートマッシュの髪型の部員、一番左端に居るのが髪をゴムで結わえた部員、その右後ろに居るのがショートヘアーの髪型の部員、以上合計5名である。確かにいちごが居なかったら大会出場はおろか、部の存続は難しかっただろう。なお、肝心のキャプテンを始めメンバーの名前や学年は一切不明だった。

ちなみに気になる声優についてだが、キャプテン役が本田貴子、部員役が小林沙苗浅井清己の他、後で黄歩鈴役で登場する望月久代が一足早く登場していたのが特徴であった。(なお、望月さんの担当したキャラは本編を見る限り、恐らくショートマッシュの髪型の部員だと思われる。)


で、気になるのは第5話の後、新体操部を辞めたのかそのまま所属し続けたのか?に関してだが、残念ながら辞めたみたいである…。と、言うのも講談社から発行された東京ミュウミュウ公式ファンBOOK(実はこの本の制作時は全52話のうちのまだ37話までしてやってなかったらしく、ストーリーの解説は第27話までとなっていた。で、残念ながら残り後半の分は未だに出していないのだが、アニメ版の資料本はこれだけらしいという貴重な一冊である。)によると、アニメ第5話のページにあったミニコーナー「いちごのちょっとひとこといいたいにゃん♡」の「新体操部のみんな」でこう触れていたのである。「短い間しかつきあえなくてゴメンね。練習はきびしかったけど、みんなと過ごした時間はいい思い出になったよ。これからもがんばってね。」本編ではみんなに辞める事を伝えるシーンは無かったのだが、確かに部活や大会で着用する新体操レオタードは魅力的だし、キャプテンを始め部員達とも仲良くやってはいた。ただ、流石に時間的にも体力的にもカフェミュウミュウと新体操部の掛け持ちは難しいので、今後の事を考えた結果、いちごは辞めざるを得なかったと思われる。恐らく、大会終了後にみんなに辞める事を伝えたのだろう。残念ながら第5話以降新体操部のシーンは無かったし、秋の大会を目指す話も無かったので、いちごは従来通り放課後はカフェミュウミュウでのバイトと、ミュウイチゴの使命に専念する事になる。ただ、その後アニメ第22話「夏よさらば、いちごの一番長い日」で夏休みの宿題に追われるいちごの所へ部員のメンバー(声から推測すると恐らくキャプテンか?)が携帯で電話してきて、「ああっ、いちご。これからさぁ、クラブのみんなとプールへ行くんだけど、ぜひ付き合わない?」と誘われたものの、いちごが「ごめ~ん、行けなぁ~い(謝る)」と断ったシーンがあったので、それなりに関係は保っていると思われる。ただ、あくまでも推測ではあるのだが…


また、いちごが新体操を経験した事で何か得をしたり役に立った事があったのか、と言う事も第5話のキメラアニマとのバトルを除けば特に無かったので、その点も勿体ないと思うのだが…


関連タグ

東京ミュウミュウ 桃宮いちご ミュウイチゴ

青山雅也

新体操 レオタード

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