cv:五十嵐裕美
概要
アプリゲーム『きららファンタジア』にて敵として登場するキャラクターで、筆頭神官アルシーヴに仕える「七賢者」のひとり。
先端を三つ編みにした薄い青緑色のロングヘアが特徴の少女で、黒色の肩掛けに黒と白が基調の制服のような衣装を着用し、三日月の飾りを施した半スカートと鎧のようなロングブーツを履いている。
なお、戦闘の際は武器となる剣を用いて戦う。
人物~真面目で誠実な七賢者~
主君にあたるアルシーヴの近衛兵を務めており、自分自身を「アルシーヴを守る盾」と称し、普段からアルシーヴの護衛として活躍している。
また、アルシーヴへの忠誠心は七賢者の中で最も強く、彼女から与えられた命令ならどんなことだろうと遂行したり、アルシーヴのことを語りだしたら止まらなくなる等、その域は「心棒」と言っても過言ではなく、まるでクリエメイト絡みのランプそのものである。
このように、アルシーヴの容姿や立ち振舞いに完全に魅了された人物ではあるが、アルシーヴが危険に晒されると誰よりも先に守ろうとする等、主君のためならば命をも捨てるという一面をもつ。
能力
戦闘では騎士を名乗るだけあり物理防御面が半端ではなく開幕でさらに硬くなるため半端な攻撃はほとんど通らない。反面、魔法に対しては弱いので魔法使い主体で挑むのが吉…といきたいが、彼女の攻撃は物理主体、月属性のためダメージを半減に抑えられないと一筋縄でいかないため、ナイト等を用いたなんらかのケアは必須。
攻撃力は低いが彼女の本領は攻撃に反応し反撃を繰り返すカウンター戦法。攻撃、補助に反応しガンガン反撃を繰り返す。
特に厄介なのが此方の一定ターンの攻撃力アップ行動にすかさず繰り出す「フォースキャンセラー」と「マジックキャンセラー」。比較的高威力かつ対象の攻撃力アップ効果をリセットという効果に加えて硬直時間も非常に短いため、みるみるうちにチャージカウントが貯まってしまう。
そのため反撃を使ってこないタイミングを理解して的確に殴りこめるかが鍵。
物語での動向
メインストーリーの第6章「進め!デバッグ探検隊!」の敵ボスを務めており、劇中ではきららを捕まえるようアルシーヴから命令され、手始めに禁忌の召喚魔法である「オーダー」の能力で「エトワリア」の世界に召喚されていた『ステラのまほう』のキャラクターたちに接近し、彼女たちの前では敵意のない人物として演じながらスパイとして行動を共にする。
その後、頃合いを見てきららを捕らえるという作戦を実行する。
が、作戦成功まで後一歩と言う所でランプの謎の力によりきららにかけていた石化魔法が解除されてしまう。
その後の戦闘にも敗北し、結果主君の介入を許してしまう。
メインストーリーの第8章「導かれし未来」ではアルシーヴからの命令により、ほかの七賢者たち(休養中のハッカを除く)とともに敵の中ボスとして立ちはだかる。
この話では、アルシーヴの最側近として彼女の護衛を命じられ、最後の中ボスとして登場する。
プレイアブル化記念シナリオ「このフェンネルにお任せを!」にて、「数年前までは凄腕の傭兵として戦場を渡り歩いていた」「気に入らないという至ってシンプルかつ理不尽な理由で喧嘩を売ったのがアルシーヴとの出会いのきっかけ」という過去が明かされた。
結果的にあっさりと返り討ちに遭ってしまったフェンネルだが、自分が負かした相手に対しても力量を認め讃えるアルシーヴになすがままにスカウトされ、それまで荒々しかった言動も神殿に馴染む気品あるものへと矯正していき、現在に至る…というのが七賢者としてのフェンネルの物語である。
なお、アルシーヴに対する心酔ぶりは気品を身につける過程でいつしか自然に身についていた模様。
「ああ、アルシーヴ様……今日も照り輝くような美しさですわね。」
「(……なにか、思っていた馴染み方とは少し方向性が違うような……。)」
関連タグ
主君→筆頭神官アルシーヴ
同僚→七賢者シュガー、七賢者セサミ、七賢者カルダモン、七賢者ソルト、七賢者ジンジャー、七賢者ハッカ
手下→クロモン
中山幸(イラスト担当)