NieR
にーあ
ゲームシリーズについて
『NieR』シリーズとは、スクウェア・エニックスが発売しているゲームプロジェクト。
略称は「NieR」または「ニーア」。
鬱ゲームの傑作として名高い『ドラッグオンドラグーン』を手掛けたチームによる開発ということで注目を集めた。DODと同じく癖の強い設定こそ多いものの、作風は王道となっており、ユーザー間の評価も高い。
筋書きとしては、主人公のニーアが黒文病という病に冒された肉親、ヨナを救うために冒険へ。
マモノと呼ばれる異形の怪物と戦いながらニーア達は黒文病の治療法を探していく、というもの。
発売されたハード別のサブタイトル、レプリカントとゲシュタルトとで、主人公ニーアの年齢・外見が大幅に異なっているのが大きな特徴。
それに伴い、ヨナとの関係も、レプリカントでは兄妹、ゲシュタルトでは親子と異なる。
またレプリカントは声優及びセリフは日本語だが、ゲシュタルトは英語声優+日本語字幕と、演出も違っている。ただし、ストーリーそのものに両者とも大きな変更はない。
Xbox360(ゲシュタルト)、プレイステーション3(レプリカント)でそれぞれ、2010年4月22日に発売。海外ではPS3・XBOX360ともにゲシュタルトのみ発売され、タイトルが「NIER」に改められている。
その後、ニーア新プロジェクト「NieR:Automata」(ニーア オートマータ)や、
スマートフォン向け作品「NieR_Reincarnation」(ニーア リィンカネーション)が発表されている。
登場人物
主人公・『ニーア』
とある小さな村で、唯一の肉親であるヨナと2人で暮らす男性。
原因不明の不治の病、「黒文病」を発病したヨナの病状を少しでも和らげるため、仕事に励む日々を送っていたが、とあるきっかけで出会った喋る本・白の書の力で黒文病を直せるかも知れないという事を知り、ヨナを救うために『失われた言葉』を探す旅に出る。
正義感が強く実直で、お人よし。たいへん仲間想いで、白の書やカイネやエミール、村の人々、そしてヨナを大切に思っている。
その反面、敵対する者には容赦が無く、また目的のためには手段を選ばない危険な一面を垣間見せることもある。
なお、pixiv内ではレプリカント側とゲシュタルト側の主人公を区別するためそれぞれを『兄ーア』と『父ーア』と呼び分けることがある。
兄ニーア
『レプリカント』版の主人公。
幼い頃に両親を亡くしており、ヨナとは兄と妹の関係。2人きりで育ったためかヨナの事を(依存気味に)大切にしている。少年期の頃は、歳の割には純朴で元気な少年らしい性格だが、青年期では影が濃く、荒んだ言動も目立つようになる。少年期の髪型がやけに独特なのには、公式で理由がある。
誕生日は6月6日。兄の日。本当は父ニーアと同じく9月11日に設定する予定だったらしいが、うっかり仮設定の6月6日のままでマスターアップしてしまったとの事。
仮設定が兄の日だったのもたまたまだった(ユーザーからの指摘で知った)との事。
父ニーア
NierbyFeriowind | nierby槲木ジェトコ |
物語開始時(39歳)(CV.Jamieson Price) | 第二幕開始時(44歳)(CV.Jamieson Price) |
『ゲシュタルト』版の主人公。
妻に先立たれ、一人娘であるヨナを(やや過保護気味に)溺愛している。
見た目どおり豪気な性格で、既婚ゆえに含蓄のある台詞をしばしば放つ。
物語後半からは右目に眼帯を着用している。
誕生日は9月11日。ドラッグオンドラグーンの発売日でもある。
関連動画
レプリカント
ゲシュタルト