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ネオ・アルカディア四天王の編集履歴

2020/12/22 07:42:45 版

編集者:とむ

編集内容:説明を追記

たとえ扉の向こうが、闇に覆われた未来だとしても。

風が霧を払い、炎が路(みち)を示す。

水が総身潤し、影が己を映す…。

四天を以て、一天導く光となる!

概要

ゲーム『ロックマンゼロ』シリーズに登場するキャラクターたち。オリジナルエックスのDNAとパーツから造られたレプリロイド

賢将ハルピュイア

闘将ファーブニル

妖将レヴィアタン

隠将ファントム

の4体のことである。

ロックマンゼロ2』では、四天王について

四天王トハ ハルピュイア・

ファーブニル・レヴィアタン・

ファントムノコトヲ サシマス

カレラハ

オリジナルエックスノ パーツヲ

モトニシテ セッケイサレテイマス

と説明されている。

ロックマンゼロ3』では、ハルピュイアについて

四天王 賢将ハルピュイアハ

エックスDNAカラノ

クローンギジュツニヨリ

ウマレタ レプリロイドデス

と説明されていて、新たにDNAクローンという言葉が加わったことで、よりエックスに近い存在であることが強調されている。

これらの設定はシエルの部屋のコンピューターで閲覧可能。ただしコンピューターのデータはゲームの進行状態によって変化するので、こまめにチェックしておこう。

役割

四天王の本来の役割は、妖精戦争イレギュラー戦争)により荒廃した世界においてネオ・アルカディアのもと人類生存のために地球環境を改善、および治安を維持することである。

ハルピュイア&レヴィアタン:気象および対流圏操作による人間の生存圏再生

ファーブニル:焦土作戦などによるイレギュラーの武力鎮圧

ファントム:エックスの護衛および対レジスタンス諜報活動

各地で日々の任務をこなしているが有事の時はこの限りではなく、レジスタンスに加えゼロが現れたことから鎮圧のために招集されることとなった。

戦力

四天王は将軍として多数のミュートスレプリロイドが所属する軍団を率いており、烈空軍団・塵炎軍団・冥海軍団・斬影軍団が存在する。

現在は4人がそれぞれ所持しているソニックブレード・ソドムとゴモラ・フロストジャベリン・闇十文字は「十の光る武具」と呼ばれ、エックスバスターゼットセイバーと同様にかつての戦争でトップクラスのイレギュラーハンターのために開発された武器である。

また、「アームドフェノメノン」と呼ばれる大型武装を纏った戦闘形態も存在し、主に切り札的に運用される。

エックスとのつながり

開発元であるインティ・クリエイツによって制作された『リマスタートラック ロックマンゼロ』と『リマスタートラック ロックマンゼロ・テロス』に収録されているドラマでは、四天王メインのエピソードもあり、エックスとの関わりを知ることができる。

ドラマの解説文「ハルピュイアはエックスより託された、そして自分の信じてきたネオ・アルカディアが壊れていくのをただ見ているわけにはいかなかった。」から、ハルピュイアがオリジナルエックスから託されたネオ・アルカディアを守ろうと奮闘していたこと、エピソード内の台詞「…我が闇は、御身(エックス)以外の光に御仕えすることはございませぬ…。」から、ファントムのエックスに対する忠誠心が表れていることなど、四天王とエックスの強い絆や関わりを理解できる。

また『リマスタートラック ロックマンゼロ・イデア』にはドラマの収録はないが、解説書で四天王の設定や性格等が曲の解説と共に詳しく書かれている。

ロックマンゼロ4以降の扱い

ファントム以外の3人については、生存設定と死亡設定、そして両立設定が存在する。

また、『ロックマンゼクス』シリーズでは彼らを元にして作られたライブメタルが登場する。

生存設定

『u-capcom』にて、「四天王がいるからこそロクゼロが面白いんです!!なのになんで今作はいないんですか!?」というファンの質問に『ロックマンゼロ4』の開発チームが

「もしかするとゼロが戦っている裏で、同じように人間を守るために別の場所で戦っていたのかもしれません。正直、ロックマン ゼロ4で四天王のその後を描けなかった事が心残りだったのですが、こうして四天王を支持する声を頂き、改めて彼らの人気を知ることができました。」と返答している。

また、『リマスタートラック ロックマンゼロ・ピュシス』のブックレット『Vile's Incident』には、開発スタッフの返答を裏付けるかのような、四天王とエックスがラグナロクの破片である流星を見つめるイラストが掲載されている(よく見ると、エックスとファントムの足下はサイバーエルフのように描かれていて、二人が実体を持たない魂のみの存在であることがさりげなく表現されている)。ちなみに四天王たちはボディの上にコートを纏っている。

後述のインタビューで話題が出た際はキャラデザの中山徹によるサービスカットであることを明かしており、時間軸については濁された。

死亡設定

『ロックマンゼロ オフィシャルコンプリートワークス』の巻末インタビューにて掲載。

「ゼロ3の最後の大爆発でゼロをかばってみんな死んだ」という社長の會津卓也のコメントがある。

両立設定

スタッフによって設定把握が違うのか、生存と死亡どちらが正当なのかは長らく議論され見解が分かれていた。…その後を考えるのはファンそれぞれに任せているという、スタッフたちからのファンへの問いかけだったのかもしれない。

そして『R20+5 ロックマン&ロックマンX オフィシャルコンプリートワークス』で設けられたロックマンシリーズの質問回答コーナーでは改めて社長が回答。

「ネオ・アルカディアの公式記録によると、その後の彼ら3人の活動は記録されていないため登録抹消(死亡扱い)となっているが、監視が届かないどこかで人間の為に戦っている可能性は否定できない」という形で2つの設定が両立されることとなった。

余談

『ロックマンゼロコレクション』公式サイトでは、上述の設定を覆す設定(四天王が生まれたのはオリジナルエックス失踪後(コピーエックス誕生後)という説)が公開されていたが、本家本元によるリマスタートラックシリーズのドラマの設定が正当扱いされている。…設定が複雑すぎて、制作スタッフ以外の人間では把握しきれず、『ロックマンゼロコレクション』サイト作成者の独自解釈が入ってしまったのかもしれないが。

関連リンク

REMASTER TRACK ROCKMAN ZERO / III INTI RECORDS

※『リマスタートラック ロックマンゼロ』の商品紹介ページ

REMASTER TRACK ROCKMAN ZERO・Telos III INTI RECORDS

※『リマスタートラック ロックマンゼロ・テロス』の商品紹介ページ

『ロックマン ゼロ4』四天王大好き!

u-capcomの記事※アーカイブリンク

上述の生存設定についての重要な記載あり

ネオ・アルカディア四天王の編集履歴

2020/12/22 07:42:45 版

編集者:とむ

編集内容:説明を追記