概要
CV:中尾隆聖、上村典子 (幼少期)、前野智昭(ゲーム「ライジングコスモ」)
北氷洋の柱を守護する海将軍。14歳で誕生日は2月17日。
髪の色は原作では金髪、アニメでは緑。
キグナス氷河の修業時代の兄弟子。
彼の実力は当時氷河を凌ぐ程であったが、後から入ってきた弟弟子の氷河の面倒をよく見ていたこともあり、自分にはまだ敵わないながらも氷河の小宇宙の成長を見抜き認めていた。
氷河が聖闘士になろうとする動機が海底の母親に会いたいためであることを知ったときは激怒していたが、彼が母に会いたいあまり海にもぐって潮流に巻き込まれ溺れた際に海に飛び込んで彼を救出した。しかし潮流の早さから氷河を氷上に投げ上げるのがやっとで、自身は飛び出た氷が刺さり左目を失った。
その後氷河らには長らく死亡したと思われていたが瀕死で海中を漂っていたところをクラーケンに救われて海闘士となっており、北氷洋の柱で敵対する。
また海の怪物と恐れられながら善人は襲わなかったと伝えられるクラーケンに憧れており、悪に対してはクールに徹し相手が女子供でも微塵の情けもかけずに討つ。
それだけに、修業時代は師匠の水瓶座のカミュを尊敬していたものの、12宮戦で彼が聖闘士の務めよりも氷河を優先させる私情に走ったことを軽蔑し「カミュ自身クールに徹し切れなかったために結局倒された」「彼を師と仰いでいた自分自身が腹ただしい」と態度を一変させた。
だが・・・・・・・
アイザックの隻眼姿に自責の念に駆られた氷河から「同じように自分の左目を潰せ」と申し出られるも完全に潰すことができず(まぶたを傷つけただけ)、無抵抗の氷河をオーロラボレアリスで倒した後に身を案じるなど、アイザックもまた氷河に対して非情になり切れなかったことがうかがえる。
氷河を一端は圧倒するものの貴鬼を痛めつけたことで氷河が「私情より大義を優先すべき」との想いに至り彼に対する贖罪意識を振り切って対決したため、オーロラエクスキューションにより倒された。
実はカノンに疑念を抱いており、そのことを今際の際に和解した氷河に告げた。
最期は、身内であり借りをつくった相手でも敵となった自分を倒した氷河を褒め、兄弟子として氷河に見守られながら息を引き取った。
ちなみにクラーケンは頭足類の姿で現される事が多いのだが、何故か鱗衣のデザインはエイになっている。(クラーケンが島に化けるという逸話から、これによく似た赤えいをモチーフに選んだのだろうか?)
必殺技
車田水滸伝のアイザック
各作のメインキャラクター達が飛ばされた異世界で、氷河と再開する。「正しき神話に戻す」ための「アフター・クラッシュ」の加護を得て蘇っており、氷河に戦いを挑むが真意は彼の覚悟を確かめる事であり、再びオーロラエクスキューションを受けて倒される。
関連イラスト
別名・表記ゆれ