ソ連崩壊から2015年までは「大気圏内」を作戦空間としていたが、2015年8月に『ロシア航空宇宙防衛軍』と統合。『ロシア航空宇宙軍』に改編されて、「大気圏外」も作戦空間となった。(スプートニクの記事)
航空宇宙軍となってからも、便宜的に「ロシア空軍」と呼ばれ続けるものと思われる。
ソビエト連邦の解体に伴って、ロシア地方の航空戦力を継承する形で誕生した。
例によってソ連崩壊に伴う混乱の煽りを受けて、ソビエト時代の永華は見る影もなくエリツィン政権時代に作戦能力が大幅に低下。
パイロットの年間飛行時間や、軍用機の稼働率は非常に低く作戦の遂行には問題が出る状態だった。
ウラジーミル・プーチン大統領の就任後には立て直しが図られて現在では回復している。
長らくの間、ソビエト時代に開発された機体やその改良型を、そのまま、或いは小規模な改修を施して使用し続けてきたが、1998年にステルス戦闘機の開発計画「PAK-FA」に着手。
2010年に試作機(T-50)が初飛行し、2017年夏にロシア国防省は制式名を「スホイ57(Su-57/Су-57)」とする旨を発表した。(産経新聞より)