曖昧さ回避
1.小学館の漫画雑誌「ビッグコミックスピリッツ」1994年26号から1996年11号まで連載されていた漫画作品。作者は国友やすゆき。主人公のサラリーマン・富沢琢矢が、蒸発した母の借金(その金額は100億円)の連帯保証人になっていたことを知り、「100億の価値のある男」になろうと志す弱肉強食のマネー戦争を描いていた。1995年には関西テレビ制作でテレビドラマ化を果たしている。
2.漫画・アニメ「名探偵コナン」の登場人物「安室透(降谷零)」のネット上での通称の1つ。2018年公開の映画「名探偵コナン ゼロの執行人」にて、『安室を100億の男にしよう』とファンの間で興行収入100億を目指す過程でつけられたことに因むもの(全世界累計にて達成)。
上から転じて、興行収入が100億円を突破した映画の主役キャラクターを指すようになる。一例として、公開からわずか10日という日本最速記録で100億円を突破した「鬼滅の刃 無限列車編」の「竈門炭治郎」「煉獄杏寿郎」などがいる。
なお、2.については内容よりも数字を出すことを重視する本末転倒を指摘される旨もあり、この呼称については不快感を示す人もいるため、使用の際はTPOに配慮がいる。