「金のためにやるんだ、とか奴らに無理にやらされたと思うと、君が惨めになるから、やると決めた以上、オレは本気でやるぞ」
「久我山会長! 俺は何があろうと国会へ行きます! そして、あんた達の仲間どもの裏の顔をとことん白日のもとにさらしてやる! 時代を変えるために!」
概要
蒸発した母、由江の連帯保証人にされていたために、財界の頂点に立ち、政界にも影響を及ぼす久我山天善に一生かけて返済するよう命じられる。
その人生を100億で売り、それだけの価値のある男になろうと志す。叩き込まれた金の修羅場で才能を開花させ、数々の女性と繋がりを作っていく。
打倒天善に燃える中、格の違いを思い知らされるなどして次第に大きく成長していく。28才にしての社長の座にもついた。
終盤で700億をふいにしたと思って人生を買い直そうとする天善に久我山財閥にまつわる全てを聞かされた後、「どうするかはお前次第だ」と天善に選択を託される。
天善との決着は描かれずに物語は幕を閉じる。