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ミーム汚染の編集履歴

2021-01-07 06:26:12 バージョン

ミーム汚染

みーむおせん

「無自覚に言葉や画像に対する認識が変わってしまうこと」を表す用語。

概要

親記事「meme」(ミーム)の記事も参照。


「無自覚に言葉や画像に対する認識が変わってしまうこと」を表す用語。本家よりも創作作品・二次創作におけるネタのほうが(インターネット・SNS上で)有名になってしまうなどして、「何の変哲もないイラスト・台詞に別の要素が見いだせる」「二次創作ネタのほうがまるで本家のように思えてしまう」「常識が書き換えられる」という現象が起こっている。


よく例としてあげられるのがアレとかコレとかソレに代表される元ネタ付きコンテンツが爆発的にヒットしてしまうとグーグル画像検索でミーム汚染が深刻化してしまうというモノが挙げられる。これにより、事情をよく知らない部外者がミーム汚染を受けた結果、元ネタより先にコンテンツ側を認知してしまうという事例がたびたび見られた。これはマイナスキーワード検索等で対策は取れるが、出典側の情報を求めていたサイドに対して手間を強いるためどうしてもよい印象を与えず、外部からコンテンツへのバッシングへと繋がりやすい。特に実在の人物や物品などを対象にしたコンテンツは、解釈を変えれば「風評被害の一種」とも受け取ることができる。


近年は名称の後に括弧書きで取り扱う媒体名などを付けてタグの棲み分けが推奨されているが、人力に頼る以上手の回らない部分はどうしても出てきてしまうため限界がある。

実のところ、原義のミーム汚染を追及すると古くはかまぼこちくわなどの例があるため、ある意味不滅の問題なのかも知れない。


具体例

【この文章を読んだ後、貴方は何を連想しますか?】


一人の女性が夜道を歩いている。帰路を急ぐ女性の背後にフードを被った男の影が忍び寄る。人の気配に気付いた女性が振り返るとそこにはナイフを手にした男が!

イヤーッ!


・通常の場合

この「イヤーッ!」は女性の断末魔の悲鳴であり、映画や書籍ならば犯人による直後の凄惨な光景が、電波ならば刑事や捜査官たちがビニールシートに向かって各々の主観を述べる状況が広がっていると連想出来る。


ニンジャスレイヤーを読んだ場合

実際この「イヤーッ!」は闇夜を切り裂く決断的カラテシャウトであり、決断的なワザマエ威力の回し蹴りを喰らったナイフ魔の首は哀れ司馬懿めいて180度回転しているところが読者諸氏には連想出来るだろう。グワーッ!

よしんばナイフ魔がアイサツ前のスゴイシツレイなアンプッシュを多用するツジギリ・ジャックめいた超人的ニンジャだったとしても、タツジン級のカウンターを躱せなかった時点でハイクを読む事すら許されず、ドヒョウ・リングから降りたスモウ・レスラー同様に爆発四散は免れぬのだ。備えよう。



関連タグ

ミーム/meme ネットスラング SCP/SCP-040-JP 深刻なミーム汚染

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