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草壁春樹の編集履歴

2021-01-10 23:06:58 バージョン

草壁春樹

くさかべはるき

草壁春樹とは、『機動戦艦ナデシコ』の登場人物。

CV:安井邦彦


概要

木連の指導者である軍人。階級は中将

木連タカ派勢力の筆頭であるが、多くの策略を張り巡らせる明晰な頭脳と部下たちからの信頼を集めるカリスマ性を併せ持っており、冷徹だが理想に殉じる強い信念の持ち主。

しかし、その人間性を一言で説明すると「正義を愛し、理想のために命をも惜しまないが、その理想が他人にとっても理想だと本気で信じている」という非常に独善的かつ傲慢なもの。はっきり言って組織のトップにおいてはいけない人物である。


活躍

白鳥九十九の地球側の和平交渉には表向きは賛同したものの、内心ではそれを望んでおらずボソンジャンプ演算ユニットが火星の極冠遺跡にあることを知ると、和平交渉失敗と戦争継続のために仮の調印式の日に月臣元一郎に白鳥を暗殺させ、それを地球側の仕業に見せかけるという悪質極まりないマッチポンプを働き、木連の兵士を鼓舞する偏向演説を慣行。地球側との決戦に持ち込んだ。

しかし演算ユニットはブリッジを切り離したナデシコAに搭載されボソンジャンプによって宇宙の彼方へ吹き飛ばされてしまい、さらには戦闘後に白鳥暗殺の真相を知った月臣や秋山源八郎をはじめとした若手将校による「熱血クーデター」が発生。自ら出撃し、月臣と交戦したのちに姿を消した。


その後は密かに賛同者たちを集め、宇宙に飛ばされた演算ユニットを回収。木連の残党を中心としたテロ組織「火星の後継者」を結成すると、テンカワ・アキトミスマル・ユリカをはじめとしたA級ジャンパーたちを事故死などに見せかけて次々と拉致。ユリカを演算ユニットをコントロールするためのデバイスとして遺跡に生体ユニットとして組み込んだが、アキトは月臣やゴード・ホーリーに救出され、彼のブラックサレナによる度重なる奇襲にさいなまれることになる。


そしてナデシコAとユリカが組み込まれた演算ユニットが隠されたコロニー「ヒサゴプラン」をアキト襲撃の混乱に乗じて占拠し、「火星の後継者」として再び表舞台に現れる。

その後は火星に向かい、木連軍人も多く参加していた統合軍の一部勢力を味方につけ、ボソンジャンプを利用した奇襲戦術を展開する事で、重要拠点を次々と制圧していった。

しかし月臣の説得によって前線で戦っていた奇襲部隊が次々と投降し、さらにはホシノ・ルリ率いるナデシコCの活躍で火星の全システムを掌握されてしまい、抵抗できなくなってしまう。

そのままルリからの投降勧告に部下の安全保障を条件に応じ、おとなしく逮捕された。


関連項目

木連

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