概要
『機動戦艦ナデシコ』の世界における瞬間移動の様なもの。木連は「次元跳躍」、又は「跳躍」と表現している。移動前と後では時間差が生じる時間と空間の移動でもあり、その使用を誤るとタイムトラベルのパラドックスを生じる可能性が存在する。
チューリップクリスタルを使うか、チューリップと呼ばれるゲートを通ることによってボソンジャンプすることが可能。ボソンジャンプで任意の場所に飛べる人物はA級ジャンパーと呼称される。また、ボソンジャンプに同行できる人物はB級ジャンパーと呼称される。A級ジャンパーは火星で生まれた人間、B級ジャンパーは遺伝子操作により、ボソンジャンプに耐えられるようになった人間である。本来は時間すらも跳躍出来るのだが、時間のイメージが難しいという理由から、任意のボソンジャンプは瞬間移動的な扱いになっている。
A、B級ジャンパー以外の人間が跳躍しようとすると、死亡してしまう。ただし、ナデシコBやナデシコCのような大容量のディストーションフィールドがあれば、一般人でも跳躍可能。
劇場用作品「The Prince of Darkness」
ボソンジャンプを新たな交通手段として使用する計画「ヒサゴプラン」が構築されており、各コロニー間にボソンジャンプのゲートとなるチューリップが配置されている。
火星の後継者の指示によって北辰と北辰六人衆の暗躍で、A級ジャンパーが拉致・殺害されまくった。火星生まれならばA級ジャンパーになる可能性があるため、何人もいたようなのだが、生き残ったのは3人だけ。その3人の内、テンカワ・アキト、ミスマル・ユリカも実験体として身体を弄り回されている。唯一死を偽装したイネス・フレサンジュのみが無事な状態。
ユリカを演算ユニットに組み込み、ボソンジャンプの翻訳機として利用する形で、火星の後継者はボソンジャンプをお手軽に使いまくっており、地球連合軍や統合軍の本部ビルなどにもボソンジャンプによる奇襲をし掛けている。北辰や北辰六人衆も使用しており、かなり精度の高い跳躍が可能となっていた。