概要
イネス・フレサンジュとは、『機動戦艦ナデシコ』のキャラクター。
いつも白衣を着ている。長い金髪を束ねた切れ長の目の美人で、スタイルがとても良い。普段はタイトスカートを履いているが、ネルガル重工に勤務していた時は宝塚の男役を思わせるスラリとしたパンツスーツ姿だった。
元々ネルガルの科学者であり、天河アキトの両親とも知り合いだった。
普段は寡黙な性格だが、説明が大好きで何かにつけ詳細な説明を始める癖があり、その時は嬉しそうな生き生きとした表情を見せる。しまいには、画面外で「説明」という単語が出ただけでニュータイプばりに反応していた。
その説明癖は「なぜなにナデシコ」という名物コーナーに昇華された。この「なぜなにナデシコ」は、従来のように図解して行うほかに紙芝居風に行われる時があり、その時は衣装も紙芝居師風のものに変更され、水飴やソース煎餅なども用意される。
実はテンカワ・アキトが昔出会い、トラウマとなった少女であるアイちゃんである。
第1話の惨劇の際にアキトが発生させたボソンジャンプにより、命こそ救われたが生まれるずっと前の時代に流れ着いてしまい、その苦労でひねくれおばさん(アキト談)になってしまった。
そのためA級ジャンパーとしての資質があり、ナデシコの火星脱出の際にユリカ、アキトと共に展望室にワープしていたのもそのため。
Blank of 3years-空白の三年間-
変わらずナデシコクルーとして活躍。木連の軍服を身に纏った記憶喪失の誰かと出会った事で、不思議なひと時を過ごす事になる。
キミノオモイデニ、サヨナラ
劇場版では故人となっているが、実はテロリストから身を守るための偽装でちゃんと生存していた。
遊撃宇宙戦艦ナデシコ
ゴート・ホーリーの旧友であり、宇宙を漂流している所をナデシコに救護された。
…しかし実は並行世界からやってきた(ゴートの旧友とは)別人であり、この世界のイネスのフリをしてユリカを大和へと攫った。
ドラマCDでは
可愛そうなくらい年齢を弄られまくった。やめたれよ。
スパロボでは
ナデシコシリーズ全体のキーパーソンということもあって、参戦時にはほぼ100%登場する。作中ではパイロットでも艦長でもないので、ユニットとしての使用はサポーターコマンドのみ。
その一方で初参戦した『A』や『J』では全くアイちゃん関連の話が明かされず、単なる説明おばさんになってしまった。また『R』では冒頭で黒幕により真っ先に狙われて殺害されるという扱いで、歴史改変により事なきを得た。