ゴムの張力で射出する武器については、スリングショットを参照。
概要
本来はゲームの一種。数多くの釘が打たれている板にパチンコ球を入れ、それを弾いて遊ぶ。球が飛び出さない様、表面にガラスが張られている。
最近ではパチンコの内部にデジタル表記のスロットシステムを組み合わせたタイプが主流になっている。
スマートボールと似ている点が多い。
今現在では日本公式のギャンブルともいえる。
pixivで投稿される作品イラストに「パチンコ」タグが付与されたものが多いのは、漫画・アニメキャラクターとタイアップしたものが多いためである。
(それより前には芸能人とタイアップした物が多かった。漫画・アニメが多くなったのは北斗の拳や新世紀エヴァンゲリオン、創聖のアクエリオンの影響が大きいのかもしれない)
ちなみに、パチンコ・スロットのイメージキャラクターが漫画・アニメ化してメジャーになったケース(Rio、吉宗、海物語等)も存在する。中には戦国乙女やモモキュンソードのような変化球もあるが……。
遊び方
パチンコ球を入れる大きな穴にパチンコ球を入れる。パチンコ屋ではパチンコ台真横の機械にお金を入れて、パチンコ台の玉貸しボタンを押すと球が出てくる。
右下のハンドルを回せば球が打たれる。台の真ん中にある穴(スタートチャッカー)に球が入ると画面の数字が回転する。
数字が3つ揃えば大当たり。大当たりのみに開く大きな口(アタッカー)に球を入れる。台に球が増えたら、ドル箱(パチンコ球を入れる箱)に移す。(最近ではドル箱の無い店もある)。
遊び終えたら店員を呼んで、球を数えてもらう。その後、球数の書かれた紙が貰えるので、カウンターで景品と交換する。遊んだ人間が勝った負けたと一喜一憂するのは投資額と景品の金額との差額。
「三店方式」を採用している所ではパチンコ店の近くに景品と現金を交換してくれる店舗がある。
日本では開店に厳しい査定のあるカジノと異なり「あくまで別店舗である」という抜け道を使っている為に捜査の手も緩く、よほどの事がない限り取り締まりの対象にならないグレーゾーンである。
種類
チューリップ台
現在ではほとんど見かけない台。チューリップと呼ばれるところに玉が入ると羽根が開いて次の玉が入りやすくなる。開いた状態でもう一度入ると閉じる。盤中央にある役物で当たりに入ると全てのチューリップが開いて何回かその状態が繰り返される。一番スマートボールに近い。
一発台
上記のチューリップ台の釘調整によって当たり時に特殊な打ち方でより玉を増やせる台。
厳密には一発台というジャンルがあるわけではなかったりする。規制により一発台にできないようになったが、現在のシステムで擬似的に再現する台がある。打ち止めのルールがないと釘調整が最良だった場合は終日大開放状態である為、現在の一発台要素のある台は連チャンが一回まで等設定されている。
羽根物台
盤面下部にある「1」「2」と書かれた入賞口に玉が入るとその数字の回数だけ役物の入口の羽根が開く。
役物に入って当たりにたどり着くと大体三つあるラウンド数(概ね2R・7R・15R)が抽選されて羽根が開放されるラウンドが決まる。当たりまでの過程がアナログであり、パチンコの真髄とまで呼ぶ人もいる。
ちなみに最低ラウンドでの出玉は概ねタバコ一箱分程。現在ではかなり減少傾向にある。
セブン機
一般的にパチンコと言えばこれ。数字や図柄が揃えば当たりのヤツである。大体ミドル・ライトミドル・甘デジの3種類の確率別に台がある。
珍古台
規制の変更等でホールから消え、レトロに分類される台を「珍古台」と呼ぶ。この珍古台を現在でも遊べるある意味博物館みたいなパチンコ店があるが、厳密に言うとその手の店は風営法においては「5号営業」すなわちゲームセンター扱いである。通常のパチンコ店は「4号営業」にあたる。当然だが、ゲームセンターのメダルゲームのように出玉を5号営業では景品交換する事はできない。
小話
昔は1球1球手で打っていたので、手打ち台と呼ばれる。またカウンターや両替機みたいな機械で球を貸りていた。漫画『三丁目の夕日』といった昭和レトロ作品でしばしば登場。
実を言うと、現在も存在するパチプロとは違いこの手打ち式の頃こそ本当の意味でのパチプロがいた。こういう事もあって電動式に代わったと言われている。
実は現在のパチンコに繋がる革命を起こしたのは「正村ゲージ」と呼ばれる特徴的な釘配列のパチンコ台が画期的だった事である(メイン画像参照)。ハカマ釘等を導入したり、それまで等間隔にしか盤面に打ち込まれてなかった釘を変化を付けた釘配列にしたところ人気を呼んだのである。
現在のパチンコ台はほぼ全て特に磁石対策がされており、スタートチャッカー付近等で磁石を検知すると大音量のエラー音が鳴り遊技がストップする。
※実際に磁石を検知するとどうなるかを実証・解説している動画。
韓国のパチンコ事情
韓国では2000年頃からメダルチギ(韓国版のパチンコ)が流行し、ギャンブル中毒による破産や自殺などが深刻な社会問題となったが、2006年8月に全面禁止となった(なお、韓国のメダルチギはパチンコ玉を使わずメダルを使うなど日本のパチンコと厳密には異なるもので、日本のパチンコより過激で射幸性の高いものが多かった)。この事情は、若宮健のエッセイ『なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか』(祥伝社新書)に書かれているが、この本には事実誤認なども多いため注意が必要である。
また、北朝鮮ではどういったルートで渡ったのかは不明だが外国人向けに日本のパチンコ台で遊べるところがある。ただし、こちらは景品はカップ麺やお菓子等にしか交換できない。
パチンコメーカー一覧
()はブランド名または子会社。