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幽体怪獣

ゆうたいかいじゅう

『ウルトラマンアーク』にて、ヘルナラクが生み出す再生怪獣。
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概要編集

ウルトラマンアーク』に登場する、ヘルナラクが自身の“怪獣幕府”を打ち立てるための眷属として生み出した再生怪獣達。

ヘルナラクが体を左右に分割することで生み出される、死んだ怪獣の残留思念を封じ込めたクリスタル状の幽体怪獣の卵(メイン画像がそれ)を次元の裂け目を通して送り込まれ、それが孵化すると魔の道、魔の時を通って現世に出現し仇を成すという。


ザンギル曰く、「生前の想いに迷う悪霊に当たる存在」であり、本質的には前作『ウルトラマンブレーザー第17話に登場した怪獣の幽霊に等しい存在。

所謂幽霊であるため生命反応や質量が存在せず、こちらの通常攻撃は全てすり抜けてしまうという特性を持つ。

体が半透明の初期状態では実体を持たず、幽体怪獣の方の物理攻撃もそのまますり抜けてしまうが、次第に闇のエネルギーが供給されてハッキリとした姿になると相手の攻撃はすり抜ける一方で幽体怪獣側の攻撃は当たるという理不尽な状態と化す。

しかし、ザンギルが刀を叩き付けて鳴らす音には幽体と実体の境界を揺るがす力があり、ユピーがその音の波動を録音、解析したことで幽体怪獣の実体化に成功している。


現時点では前作『ウルトラマンブレーザー』初出の怪獣達のみが登場しているが、ザンギルによればヘルナラクの侵攻を食い止めているのはウルトラマンブレーザーらしく、主に『ブレーザー』世界で死亡した怪獣達の魂を利用している模様。


上述した質の悪い理不尽な特性に加え、モグージョンの掌からの閃光など、一部の幽体怪獣は生前有していた厄介な特殊能力も普通に使える上、その効果までしっかり発揮される。

タガヌラーに至っては成長前の幼体はおろか孵化する前に撃破された個体の魂も含まれているのか、ザンギルやアークと戦った時は数え切れない程の大群で、しかもその全てが巨大な成体の姿となって襲来している

ザンギルの協力が無ければ『アーク』世界は有効な対抗策を見つけられずに滅ぼされていた可能性が高く、まさに“現世に仇を為す最悪の軍団”と言えるだろう。


一覧編集

第16話に登場。


第17話に登場。


第17話、第18話に登場。


第18話に登場。


例外編集

第16話、第17話に登場。

同じくヘルナラクによって蘇ったがその支配を逃れ、逆にヘルナラクの野望を阻止するために行動する。


関連タグ編集

ウルトラマンアーク アーク怪獣 ウルトラ怪獣

ヘルナラク ブレーザー怪獣

幽霊 再生怪獣


  • グリーザ:ある意味、幽体怪獣の上位変換とも言える特性を持つ存在。

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