Happy!

はっぴー

同名タイトル多数該当。

曖昧さ回避

Happy! …SADSのフォトブック。
Happy! …浦沢直樹による漫画。
Happy! …アイドルマスターシリーズの楽曲。
HAPPY! …日本テレビのバラエティ番組。
HAPPY! …グラント・モリソンによるアメコミ。

SADSのフォトブック『Happy!』

清春が結成した音楽ユニット「SADS」の写真集（フォト・ドキュメント）。

2000年10月27日発売。

浦沢直樹の漫画『Happy!』

浦沢直樹による漫画作品。1993年から1999年にかけて『ビッグコミックスピリッツ』に連載された。

テレビドラマ化もされている。2006年4月7日にTBS系列でスペシャルドラマとして放送された後、2006年12月26日に『Happy!2』が放送された。

あらすじ

高校3年生・海野幸は、両親と死別し、幼い弟妹の世話をする苦学生。ある日、事業に失敗したうえに蒸発した兄・海野家康の借金2億5000万円を背負うことになってしまう。

プロテニスプレイヤーの賞金の多さを知り、プロテニスプレイヤーになることを決意するが、日本プロテニス界の有力者にして鳳財閥会長の鳳唄子にテニス界からの永久追放を通告されてしまう。幸の父・海野洋平太は鳳唄子のテニスのコーチだったが、唄子が洋平太に失恋したことで（唄子が告白しようとした日に洋平太が別の女性との婚約を告げた）、海野家を敵視していたのであった。

しかし、唄子のかつてのライバル竜ヶ崎花江の娘・蝶子がテニス界のヒロインとして注目されたため、それに対抗する形で幸をテニスプレイヤーとすることになる。こうして幸は圭一郎に見守られながらプロテニスプレイヤーとして活動していくことになるが、幸を排除しようとする蝶子の裏工作によって世間のバッシングに晒されることになる。

主要登場人物

海野幸

演：相武紗季

主人公。兄の借金を返済するためにプロテニスをすることになる。真っ直ぐな性格なゆえに、無意識で敵を作ってしまうことが多く、そこを蝶子に付け込まれて、終盤まで世間からバッシングやブーイングを受けながらテニスを続けていくことになる。かなりのお人好しと前向きな思考のため、蝶子の嫌がらせを受けてもそれに気づかず、最後まで蝶子をいい人だと思っていた。

鳳圭一郎

演：田口淳之介（KAT-TUN）

鳳財閥の御曹司。幸の中学時代の先輩であり、今でも幸を気にかけている。イケメンで真面目な性格だが、典型的なお坊ちゃまで唄子に頭が上がらない。最初は頼りないお坊ちゃんだったが、次第にたくましくなっていく。

桜田純二

演：宮迫博之

高利貸し「ビッグバンファイナンス」営業主任。借金返済のためにテニスを始めた幸を次第に応援するようになる。

鳳唄子

演：片平なぎさ

鳳財閥会長。若い頃は日本女子テニス界の先駆けともいえる天才テニスプレイヤーで幸の父・海野洋平太は唄子のコーチだった。しかし、洋平太に失恋したことで、海野家を毛嫌いして、テニス界から追放してきた。竜ヶ崎花江とは長年のライバルであり、その娘・蝶子に対する当て馬として幸をテニスプレイヤーとしてバックアップする。

竜ヶ崎蝶子

演：小林麻央

竜ヶ崎財閥の令嬢。全日本ジュニア選手権を制し、ルックス、実力を兼ね備えたテニス界のアイドル的存在。愛らしい性格で絶大な人気を持つが、本性は狡猾な策謀家。圭一郎に恋している。そのため幸を排除すべく陰険悪質な策略をしかけて、幸の評判を徹底的に貶める。

竜ヶ崎花江

演：渡辺えり子（渡辺えり）

竜ヶ崎財閥の会長。蝶子の母親。鳳唄子とはかつて日本女子テニス界を二分したライバルであり、テニスプレイヤー引退後も財界で熾烈な争いを繰り広げている。ドラマ版では原作以上に挑発的かつ策略家であり、唄子を挑発したり、蝶子の演技（幸が酷いプレーをしたかのようにわざと倒れたりした）にも「あの子も演技がうまなって…」とほくそ笑んでいた。

賀来菊子

演：夏川純

鳳テニスクラブ会員で代表テニスプレイヤー。幸の数少ない理解者。幸の悪評や不幸の大半が蝶子による嫌がらせだと知る唯一の人物である。

サンダー牛山

演：笑福亭鶴瓶

アメリカロサンゼルス出身の日系人。鳳唄子の依頼を受けて幸のコーチになる。

サブリナ・ニコリッチ

東欧出身の世界的プレイヤー。淡々としたクールな性格。

弁天橋雛

弁天橋財閥の令嬢。圭一郎と見合いをする。最初は蝶子の策略もあって、幸のことをよく思っていなかったが、後に優しい人柄に触れて考えを改める。

海野家康

演：荒川良々