ブルド
ぶるど
概要
郷田ハンゾウの父、郷田泰三が経営する自動車メーカー・プロメテウス社から発売されたLBXで、アーマーフレームのタイプはパンツァーフレーム。
パンツァーフレームの設計に定評のあるプロメテウス社が開発したLBXで、脚部を無限軌道にしたことによって機動力と引き換えに卓越した地形走破能力を獲得した。
その武骨なフォルムや戦車のような外見からか、一部のファン層から熱烈な人気を誇る。第三回LBX世界大会・アルテミスには、ブルド系LBXのファングループ「アーミーチャリオッツ」が参加した。
基本装備は、ブルドの武骨なイメージに合わせて製作された大斧「ブルドアックス」。
主なプレイヤーは大口寺リュウ。リュウのブルドはオレンジ色の塗装に「23」のマーキングが施されている。
また「ダンボール戦機W」では、ブレインジャックされたLBXの大群やキラードロイドからビルニッジ天文台を守るために、予備機のブルドを山野バンが使用した。バン機は青緑に塗装されたほか、装備が「ドラゴンランス」「バックラー」に変更された。
派生機
ブルド改
ブルドの欠点とされていたスピードを獲得するべく開発された、ブルドの後継機。アーマーフレームのタイプはパンツァーフレーム。
装輪化されたことにより、高低差の少ない地形における戦闘能力が圧倒的に向上した。が、一部の熱烈なタンク型信奉者などからは無限軌道が撤廃されたことを嘆く声が多いなど、賛否両論な機体。(一方で、一般に流通するLBXの中で唯一の車輪足であるが故にブルド改を愛用している人物がいたりもするが)。
頭部デザインがドレッドヘアーのようなものになり、カメラアイもスリット状のものからモノアイへと変更された。
基本装備は同じく「ブルドアックス」だが、ファンの間ではランチャー系武器を持たせて重戦車さながらの姿にカスタマイズするのが人気となっている。
主なプレイヤーは大口寺リュウ、首狩りガトー。
究極(アルティメット)ブルド
ブルドファンの、ブルドファンによる、ブルドファンのためのLBX。アーマーフレームのタイプはパンツァーフレーム。
ブルド系の最上位機で、ブルド改がベースとなっているものの、ファンから不評だった車輪は無限軌道へと戻され、モノアイはそのままに頭部のデザインもブルド同様の牛のようなデザインになった。
ランキングバトルでは、アルテミスMCが使用する。
『装甲娘』では
適合者の本名は「ウメヅ トモエ」(CV:すずきももこ)。旧版、ミゼレムクライシス版共に登場している。詳細は『ブルド/ウメヅ_トモエ』を参照。
その他、関連・派生機体のLBXも装甲娘として、
- 究極ブルド:適合者「ニノウエ ワカバ」:(CV:現在不明)
がいる。詳細は適合者の個別記事参照。
余談
メインプレイヤーはリュウであるが、商品化されたのは山野バン仕様機(装備が基本装備とは異なるのはそのため)。また商品化そのものも第2作である「ダンボール戦機W」の放送中盤と、とても遅い段階となった。
海外名称ではブルドは「Bulldoze」、ブルド改は「Bulldoze 4WD」である。