データ
別名: | 魔神怪獣 |
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身長: | 50m |
体重: | 3万8千t |
出身地: | 村の神社 |
概要
『帰ってきたウルトラマン』第43話に登場した怪獣。
伊吹隊長の命を狙い、MATの解散を企むグロテス星人の操る怪獣。
元は神社に祭られていた武者像だったが、グロテス星人の手によって怪獣となった。
両手を合わせて放つ5000度の火炎と蓮根宝剣と呼ばれる刀剣が武器。腕の力は大阪城や黒部ダムといった建造物を一撃で粉砕してしまうほど強い。(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」より)
元が石像だったため体も硬い。
ウルトラマンジャックを苦戦させたが、グロテス星人が倒されると元の武者像に戻った。
なお、元の武者像に戻ってもなお「自発的に後ろを向く」という驚きの行動を起こしているが、「神様が恥ずかしがってる」としてさらりと流されてしまい、怪獣化の影響が残留していたためなのか、本当に神による超常現象だったのかは語られていない。
余談
後の「ウルトラマンメビウス」でコダイゴンを操るのに使われたのは、「グロテスセル」という物質だったことが明らかになった。
GUYSはこのグロテスセルを複製し、メテオールとして兵器に応用する計画を立てていたらしいが、グロテスセルはグロテス星人にしか制御できない厄介な代物。
更にコダイゴンと同じぐらいの大きさのものになると、破壊衝動が押さえられなくなってしまうものだったらしく、結局廃棄されることが決定。
だが、ひょんな事から新たなるコダイゴンを誕生させてしまう。
デザインは円谷プロの美術スタッフだった井口昭彦氏であるが、時間の無かった中でのデザインであったという。しかし、本編中に登場したものが、その図画よりもかなりの良アレンジがなされていたことから着ぐるみ制作者に感謝のコメントを残している。
レッドマン
Battle-62、69、96、97、130、133~135に登場。
62話と130話ではレッドマンと1体1での勝負を行った。
着ぐるみは『帰ってきたウルトラマン』で使用されたものの流用で、外見も大きな差異はないが、浜辺を走り回るなど、原典では見られなかった軽快な動きを見せている。
ただ、その分防御力が落ちてしまったのか、打たれ強さは失われており、レッドチョップの一撃であっさり仕留められてしまったことも。
なお、チャンネルNECOで放送された際には、「グロテスセルの影響が抜けていない」と解説されている。