概要
性別 | 男性・コーディネイター |
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所属 | ザフト軍特殊防衛部隊→地球連合軍特殊情報部隊 |
搭乗機 | リジェネレイトガンダム、テスタメントガンダム |
経歴
ザフト軍特殊防衛部隊に所属するリジェネレイトのパイロット。ジェネシスα防衛隊隊長であったが、プラント最高評議会議長パトリック・ザラにより、ラクス・クライン及びクライン派関係者の抹殺指令を受ける。
パイロットとしての技量はフリーダムガンダムと同格であるリジェネレイトや、テスタメントを乗りこなす等FAITH並に優秀だが「合法的に殺戮を遂行することが出来る」理由だけで軍に所属している殺人快楽主義者で、ザフト軍所属のパイロットの中でも屈指の危険人物である。
棚に人形のコレクションを飾っており、人形の数は自分が殺して来た人間の数と同じであるという偏屈的趣味の持ち主でもある。役に立たない者は自分の部下ですら容赦なく切り捨て、抹殺する。
三隻同盟に補給を行ったロウ・ギュールを付け狙い、リジェネレイトの能力で窮地に陥れるが、叢雲劾やジャン・キャリーの協力を得たロウのレッドフレームに敗れ、機体ごと漂流させられてしまう。
その後、地球連合軍に捕らえられたアッシュは、精神操作と薬物投与によって記憶と人格を改変させられ、テスタメントのパイロット「スカウト0984」にされる。ネオ・ロアノークのものと酷似した仮面を被っており、コードネーム以外の名前は与えられていない。また、精神安定の調整を受けているが、時折、過去の人格が甦って暴走することがあった。ジェネシスα宙域において、ジェス・リブルとカイト・マディガンが搭乗するアウトフレームDとの交戦で敗れた際に自身の人格と記憶を取り戻したが、その後、ヘルメットを外した状態で宇宙空間に投げ出され、消息不明になった。
アッシュは「ラクス・クラインは死人を増やしているだけだ」と称しているが、彼自身の考えではなく、あくまでも合法的殺人の為の理由付けであり、「たいした意味はない」と語っている。また、パトリックに忠義を尽くしているわけではない。しかし、地球連合軍に捕らわれ記憶を消された後も、微かに残る記憶が戻り暴走した時にラクス抹殺にこだわる言葉を口にしている。ただし、生まれ持ってこのような性格ではなく、少年時代に出会った少女の死がきっかけとなっている(ある希少な遺伝子の為の被検体として扱われ、同じ病気の政治家の臓器移植に使われた)。自身も少女と同様に特殊な病を患っていたが、何とか治療に成功し、生き延びている。
『DESTINY ASTRAY』の電撃ホビーマガジン版上巻では、ジェス達とは戦闘を行う以前に1度出会っている。
関連タグ
ヤザン・ゲーブル:幼少の時分はまともだった、戦闘狂パイロットの先達。