「てるもこは永遠の輝き」とは、東方Projectの登場人物である蓬莱山輝夜と藤原妹紅のカップリング名である「てるもこ」の派生タグおよび特有のカップリングフレーズ。
意味
『てるもこ』とは、蓬莱山輝夜と藤原妹紅のカップリングである。
『永遠』とは、これから二人が生きていく時間である。
『輝き』とは、そんな二人が放つ美しさのことである。
語源
某社のキャッチコピーである、「A Diamond is Forever(ダイヤモンドは永遠の輝き)」。
概要
二人の間柄についての詳細は、「てるもこ」または「蓬莱山輝夜」及び「藤原妹紅」の記事の該当項目を参照。
蓬莱山輝夜(てる)と藤原妹紅(もこ)は、いずれも不老不死の蓬莱人であり、互いに仇敵として永遠を共にする存在である。
しかし、今日では『東方永夜抄』や『東方儚月抄』などにおける二人の言動から、様々な想いが織り合うような、単に怨敵とその対象という関係ではない、互いに深い想いのある関係となっている事が見て取れる。
二人の日々における文字通りのぶつかり合いについても、一種の二人特有のコミュニケーションとしての側面、または二次創作などでは蓬莱人ならではの究極的な親愛または愛情の表現としての「殺し愛」であるとも捉えられている。
余談
- 輝夜のスペルカードである、神宝「ブディストダイアモンド」。ダイヤモンドの加工品は「永遠の輝き」とも称され、その石言葉の一つには「永遠の絆」がある。もしやこの二人にも、愛情や恋情、友情を超えた「永遠の絆」が……?
- 輝夜のスペルカードである、神宝「ブリリアントドラゴンバレッタ」。ブリリアント(brilliant)には「きらきらと輝く」という意味が、バレッタ(bullet)には「弾丸」という意味がある。このきらきらと輝く弾は、今日も妹紅の身と心を撃ち抜いているのだろうか……?
- 「輝き」という言葉には「輝夜」の「輝」という字が掛かっている。永遠に華やかな姫である輝夜であれば、妹紅の背負う永遠の泥臭さですらも一瞬で輝かせられるのだろうか……?
- 日本神話において、迦具土神(”かぐ”つちのかみ)という、火を司る天津神がいる。”かぐ”は「かがよふ(意味:薄くちらちらと微光を発する)」に同義であり、輝夜の由来元である竹取物語のかぐや姫の”かぐ”もまた、これに同義である。つまり、輝夜の”かぐ”は迦具土神と同じ火の輝きであり、かぐや姫とは輝く火の矢(火山弾)を放つ女神を意味している、という説がある。
輝夜の色彩豊かな各種難題の宝物と妹紅の不死鳥の炎は、穢れの地であるところの地上においてすら「永遠の輝き」を放つのである。
儚くも永い月夜の竹林で、二人の美しい弾幕が尽きることはない。