概要
見た目は円錐台型のロケットで、主に地球滅亡時に地球から脱出するために使用する。
内部のスイッチを押すことで、自動的に発射して人間が住むことが出来るどこかの惑星に不時着する仕組みになっている。ワープ装置を備えており、どこでもドアが移動範囲の限界とされる地球より10光年よりも遠くの場所へと飛ぶことも出来る。
ドラえもんがメンテナンスを行っている最中にのび太が勝手にスイッチを押したせいで発射してしまい、地球によく似た重力の小さい惑星に不時着。
その際に着地の衝撃で航行不能になってしまい、修理が終わるまでその惑星で過ごす羽目になった。
しかし、修理を行ったドラえもんが気づかないうちに修復が完了しており、シンジケートを壊滅させて英雄になり、この星に永住しようと考えていたドラえもんとのび太は地球に戻る羽目になった。
また、大長編「のび太とアニマル惑星」や大山のぶ代版アニメオリジナルエピソード「ゴムカムカンデー」では、その惑星にしか無い物質を探査機に入れることで自動的に対象の惑星に向かって航行することが出来るようになっていた。さらに惑星でない場所で誕生した物質であった場合、そこが惑星でないと見抜くことも可能(ただし、惑星ではないなら何かまでは教えてくれない)。
それだけでなくTC36巻収録「めいわくガリバー」では、惑星を探知する際に「自分より小さな人間が住む惑星」等の条件を指定することが出来るようになっていた。
しかし、一度起動すると中にいる人が一切操縦できないこと、地面にめり込む勢いで不時着するなど着陸に問題があること(ただしこの描写は初登場エピソードのみで、上記の「のび太とアニマル惑星」等、他のエピソードでは普通に着陸しているが)、外敵への攻撃手段がないこと、インプットした惑星のデータの書き換えを忘れると墜落するなど問題も多々ある。