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概要

初登場したのはMHP2GのG級クエスト「破壊と滅亡の申し子」。

正式名称は激昴したラージャンだが、「激昂ラージャン」と呼ばれることも多い。また、「破壊と滅亡の申し子」の依頼主の話には 「かの金獅子が、ついに真の姿を現した」と書かれていることから、「真ラージャン」と呼ぶ人もいる。

原種と同じく専用BGMは「黄金の鬣」である。

特徴・生態

最初から体毛が金色(興奮状態)で、怒ると体にさらに激しい電気を体に纏うのが特徴。

本来、ラージャンは興奮状態を維持しようとすると体力を大きく消耗するため、ある程度の自己防衛本能は働かせている。 尻尾がそのリミッターになっているらしく、これを切断されると興奮を抑えるようになる。 しかし、この状態から何らかの弾みで興奮状態に陥った個体がこの激昂したラージャンである。

この個体はリミッターであるはずの尻尾がボロボロになっていながら、

興奮状態が解除されずに自分の力を抑えきれなくなって暴走している。

そのため体力の消耗は非常に激しく、寿命は短いという。

この激昂ラージャンは通常時が怒り状態と同じで落ち着きが無いためか、 通常時でも落とし穴に引っ掛かる。しかし怒り状態になるとパワーが上がり、 落とし穴を「力任せにブッちぎる」ことで回避するようになる。また、怒り状態になると拳を使った攻撃に電気を纏うようになり、攻撃範囲がさらに拡大、威力も増大する。反面、防御力が通常の個体と比べてやや低く、スピードも落ちている。通常の個体と比べて確定動作も多いため、この激昂したラージャンの方が狩猟しやすいという人もいるようだ。

各登場作品での特徴

MH4

MH4にて復活。通常の個体とは異なる固有アイコン(上の画像)が設定された。

本作では集会所上位の高難度クエストおよびLv76以上のギルドクエストにて出現する。

通常の個体と同様、怒り時に落とし穴に落ちるようになり、通常時は落とし穴を無効化してしまうようになった。さらに、最大の弱点であったスピードも今作では大幅にアップしており、新形態である「闘気硬化」の追加などもあって、MHP2Gの時以上の強敵となっている。

今作では激昂ラージャン専用の素材である「金獅子の怒髪」と「羅刹の金角」とレア素材である「金獅子の闘魂」が追加された。なお、怒と金はともかく、「闘」が体のどの部位を指す素材なのかは不明。ファンの間では、心臓のことではないかとする説が今のところ有力視されているが…。

ちなみに、固有素材のうち「羅刹の金角」は入手難易度が尋常ではないことで悪名高い。

なぜならば、この素材、基本的にラージャンの角をへし折らなければ絶対に入手できないからである(※1)。

言うまでもないが、角を狙うということはラージャンの正面に飛び込まなければならないということであり、強力な攻撃に被弾してしまうリスクも高くなる。しかも、ラージャンは矢継ぎ早に攻撃を仕掛けてくる上、頭も的が小さいため狙いづらく、今作では厄介な闘気硬化状態が付加されていることもあって破壊することは困難を極める。破壊を狙うのならば、怒り状態時に落とし穴にかけるなどして早急に破壊してしまいたいところ。スキル「破壊王」を発動させるのも悪くない。ただ、破壊に成功したとしても入手確率が40%と中途半端である為、例のセンサーに引っかかるとなかなか出てくれず歯がゆい思いをすることになる(拡張版のMH4Gでは、入手確率が80%に修正されたため、かなり入手しやすくなった)。

※1:村最終「団長からの挑戦状」およびLv76以上のギルドクエストでは基本報酬でも入手できる。しかし、確率自体はそこまで高いわけではなく、攻略難易度も高いので、マラソンするのには向いていない。

MH4G

4の拡張版である4GのG級では、通常個体を差し置いて、オフライン・オンライン共に単体クエストが用意されている。

一方、高レベルのギルドクエストには狂竜ウイルスに感染した通常個体(Lv136以上で極限個体になる)が出現するようになったため、激昂ラージャンはお役御免になった。そのため、ギルドクエストに籠りっきりになると、この激昂ラージャンと戦闘する機会が殆どなくなってしまうため、本作ではやや影の薄い存在になってしまっている。

MHW:I

2020年3月23日、大型アップデート第3弾として猛り爆ぜるブラキディオスと共に参戦。

今作はこれまでとは変わって尻尾が根元の部分を除き完全になくなってしまっている。

激昂ではあるが、珍しいことに通常状態に該当する状況が存在する。通常状態ならクラッチも可能である。当然怒り状態になりやすく、更に闘気硬化状態に移行するのもいままで通り。尻尾が完全になくなったことで闘気硬化解除には頭部へのダメージ蓄積が必要になった。角のせいで狙いづらいのになんてことを・・・。

新規モーションも多く習得。地面に拳を突き刺して3WAY電撃を放ったり、小ジャンプして横一列にブレス弾を複数吐いて着弾地点が時限爆破等と隙の小さい遠距離攻撃まで習得したもんだからたまったもんじゃない。

また闘気硬化状態時に拘束攻撃を受けると、地面に2回叩きつけた後に、掴んだまま至近距離気光ブレスで上手に焼き、ジャンプして垂直落下叩きつけを繰り出す。あまりの威力に周囲の地面が砕け散るほどで、体力高めてても7~8割持っていかれるほど高威力。なんと最後の叩きつけはマルチプレイだと他の人にも当たるから集団BC帰宅もありえる恐ろしさ。

ハンター側の操作性がかなり良くなっている今作でも傍若無人っぷりを見せつけてくれている。

余談

勲章

MHP2Gでは、亜種ではないが勲章「生態研究報告書」を手に入れるには通常のラージャン、 激昂ラージャンのどちらも捕獲しなければならなかった。ちなみに、再登場したMH4ではこの仕様は廃止されており、通常と激昂のどちらかの個体を捕獲すれば勲章を獲得できるようになっている。

MH4では特定のモンスターを初めて狩猟した際に「狩ノ極意」と呼ばれる勲章が存在するのだが、通常のラージャンであれば「狩ノ極意 獅子之巻」に対して、激昂ラージャンは「狩ノ極意 怒髪之巻」と分かれている。

双獅激天

MHP2Gに存在した、逃げ場のない闘技場で激昂したラージャン2頭を同時に狩猟するという極めて難易度の高いイベントクエスト。MHP2Gはおろか、ポータブルシリーズ全体で見てもぶっちぎりの難易度を誇るクエストとして、多くのハンターたちを震え上がらせた。実際、カプコンの企画部でも当初は全くクリアできず、配信するかどうか辻本プロデューサーと1週間近くに渡って話し合ったという逸話が残っている。

ちなみに、MH4でも激昂したラージャンを2頭同時に狩猟する「怒髪の金獅子狩猟!」「金の仁王、並び立つ」というクエストが存在する。

前者は通常のフィールド(原生林)が舞台なので、「双獅激天」ほど難易度は高くない…が、ラージャンはこやし玉による分断が行えないため、合流されてしまうとやはり地獄を見ることになる。

後者は2014年7月4日配信のイベントクエストで、アカムトルムミラバルカンとの決戦の地である溶岩島が舞台となる。このフィールドは火山帯であるため、クーラードリンクがなければじわじわと体力が減っていき、さらに足を踏み入れるだけで地形ダメージを負い続けるエリアが存在するなど、かなり戦闘の難しい場所である。さらに追い打ちをかけるように、このフィールドは罠の設置が不可能。つまり、相手を罠で拘束することはもちろん、捕獲することすらできないということである。そんな悪条件の中、激昂したラージャン2頭を同時に狩猟しろというのだから、尋常ではない難易度である。幸いなことに、ステータスは通常の個体とあまり変わりはなく、さらに出現するタイミングも2頭同時ではなく、クエスト開始から5分経つともう1頭が投下という、「最後の招待状」と同じ仕様になっている。とはいえ、5分以内に狩猟することはかなり困難なので、どのみち大変であることに変わりはない。

関連項目

MHP2G MH4 MH4G

ラージャン 特殊個体

怒り喰らうイビルジョー

OP・最強の宴

孫悟空・・・黄金大猿が激昂したラージャンのモデルになったのではと推測されることもある。

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