概要
いつも(=不必要な時)はちょくちょく出てくるのに、
いざ必要になった時には全然出てこない。
・・・こんな経験を味わったことはないだろうか?
これこそが「物欲センサー」である。対義語は「ビギナーズラック」。
初出は『ファンタシースターオンライン』のプレイヤーの間で使われていたスラングだが、後に『モンスターハンター』シリーズにおいて剥ぎ取り素材や報酬において特定のアイテムを狙っているのにそれがなかなか出せない(例えば玉や天〜などの超レア素材が出ないのはまあ仕方ないとしても、鱗や甲殻などのなんでもないコモン素材が、大量に要る時に限って確定枠分しか出ない、その癖前述の玉や天〜が要らない時に限って複数個出る等が典型)ことに対して、PSOからMHに参入したハンターから拡散して使われるようになり、カプコンも半ば公式ネタとして、「物欲センサー退散」のストラップや「物欲センサー退散」Tシャツだとかを商品化したり、ぎりぎりアイルー村に台詞として登場していたりという扱いである。
要らないからといって捨てる、もしくは売っ払っていたりするといずれこういう目に遭う。
・・・かもしれない。
その他の事例
当然その他のソフトでも存在は確認されている。
特に『ポケモン』は第二世代から登場した色違いや、第三世代後期から完全廃人仕様にシフトした事から対戦用のポケモンをタマゴから理想高個体値を粘る際、プレイヤーが物欲センサーに悩まされていた。
番外では第三世代(RS)のバトルタワーで50連勝すると7連勝ごとに報酬がもらえるのだが、その一つ「こだわりハチマキ」は特に高い人気を誇った。しかし、これも確率が絡んでおりどれだけ勝ち進んでもこだわりハチマキがもらえないという事例が多く確認された。
しかし、当時はまだポケモンとプレイヤー層がそこまで被らないPSO用語だったので言われていなかった。
近年ではPDWで悩まされるトレーナーが続発したことが記憶に新しい。
その他のゲームでもアイテム集めをするときには大抵物欲センサーが働く。性能のいいアイテムの数をそろえようとすると大変である。特に〇〇の△のようなトレジャーで、赤の△が欲しいのに青の△(色違い)や赤の□(素材違い)が出てしまうケースも該当するかもしれない。
(このほかにもランダムでスキルが付与される系の武器の厳選でも、物欲センサーは働く。現実は非情である)
トレーディングカードやデータカードダス等、実際に商品を手にするものでも存在が確認されている。
そして、最近ではパズル&ドラゴンズやモバマス、スクフェス、艦これなどのオンラインゲームでもガチャや報酬で物欲センサーが確認されている。
ちなみに物欲センサーは対象が人間キャラの場合、推しの鉄板カップリングの相方が出やすいというジンクスもあるようだ。例を挙げるなら、
といった現象が起こるのである。
ゲーム作品では時間を消費するが、トレーディングカードやソーシャルゲームのガチャではお金(リアルマネー)を消費する。
はたして厳しいのはどちらだろうか。
関連タグ
ガシャどくろ:妖怪不祥事案件ではだいたいこいつのせいらしい。
衝動買い:ゲーム用語ではないが、類似した事である
対義:ビギナーズラック