CV:利根健太朗
説明
天宮えれな/キュアソレイユの父親でメキシコ出身。金色の毛髪と褐色肌、髭をたくわえているのが特徴(えれなの幼少期ごろは髭は剃っている)。
通訳だった妻のかえでと結婚して日本に移住した。
観星町の商店街で「ソンリッサ」という花屋を経営しており、配達の時などはえれなが店番をしている。
いかにもラテン系らしい陽気な性格で、かえでと手を繋いで歩いたり家族で歌ったりするのは日常である。
フルネームについて
彼が初登場した14話でのエンディングクレジットでは、えれなの家族の中でカルロスだけ苗字が表記されなかった。
公式サイトのキャラクター紹介でも妻のかえではフルネーム表記なのに彼だけ苗字がない。また、メディア向けに配布された資料などでも同様の処置となっている(一例)
これに何か意図があるのかは不明だが、一つ推測できることがある。
外国人が日本人と国際結婚し「(通名ではなく)正式な戸籍として日本人パートナーの姓となる」ためには日本への帰化が必要である。しかし日本では二重国籍は認めていないので、帰化するなら出生国の国籍を捨てないといけない。
母国への思い入れなどもあり、出生国の国籍を捨てたくない場合は、夫婦別姓が認められている。
彼の苗字をぼかしているのは、カルロスがそのどちらを選択したのかを明示したくはなかったからだとも考えられる。
戸籍がない宇宙人が転校してくる子供向けアニメでそんなところを深く考えてもなぁとも思わないでもないが、カルロスが初登場した14話のテーマを考えると「カルロスは日本とメキシコのどちらに重きをおいているのか」という二者択一を確定されかねない部分は表面化させたくなかったというのはあるだろう。
家族構成
妻:かえで
長女:えれな
長男:とうま
次女:れいな
次男:たくと
三男:いくと
三女:あんな
演者について
演じる利根健太朗氏は『プリキュアオールスターズNewStage』での街の人々役以来のプリキュアシリーズ出演でTVシリーズでは初。
また利根氏はプリキュアの父親を演じた役者の中では間宮康弘氏の次に若い方である。