概要
うんこが出ないこと。ふんづまり。
美容と健康の敵。トイレを我慢したりストレスにさらされたりするとなりやすい。
体質的に男性よりも女性の方がなりやすく、女性の慢性的な悩みとなっていることもしばしば。
身体構造上、女性は大は我慢しやすいが小は漏らしやすい、逆に男性は小は我慢できるが大は漏らしやすいとも言われる。
便秘対策
- 食物繊維の多い食事をとる
食物繊維は腸で容積が大きくなり、排便を促進する作用がある。健康的な食事療法。
食物繊維に限らず、様々な栄養素をバランスよく取り、健康的な食生活を送ることが便秘解消の近道である。
- 運動やマッサージを行う
特に腹筋が重要。便を出す時のふんばり力が付く。
お腹は、大腸をなぞるように円を描いてマッサージすると、腸が刺激されて排便されやすくなる。
- 水分を取る
ガチガチに固まった便をやわらかくする、初歩的な方法。
特に冷たい牛乳などは、腸の動きを促進する効果が期待できる。
- 下剤の使用
薬により意図的に下痢に似た症状を引き起こし、排便を促進する。ピンクの小粒でおなじみのコーラックなどが代表的。
しかし、下剤に頼った排便を続けていると、常習化し、下剤を使わないと排便できなくなってしまう可能性がある。ご利用は計画的に。
- 浣腸する
肛門から薬液を注入し、腸の運動を活発にして排便を促す方法。即効性がある。
こちらは浣腸のページに詳しいことが書いてあるので、興味がある場合は覗いてみるといいだろう。
最近は、坐剤タイプなんてものもある。
排泄儀式
それでも出ない人は、過激な、または奇妙な排泄儀式を行い出そうとする場合もある。しなければそれに越したことはないが、体質的・精神的にそういった事をしなければ出ないという人もいるのだろう。痔瘻対策という側面もある。
- 肛門をマッサージする。
- 手で左右に大きく広げる(いわばアナルくぱぁ)。
- 汚れてもいいよう指にトイレットペーパーを巻いて、より肛門近傍から広げる。
- そこから直腸側に指先を押し込み、肛門括約筋の動きを助けるように絞り出す感じで指に力を入れる。
- 会陰や性器付近を押し込んで絞り出す。更に膣に指を入れて内側から絞り出す。
- 上体を反らし直腸付近を真っ直ぐにして出やすくする。要微調整。
- 息んで広げた肛門からトイレットペーパーなどを詰め込み、排泄を促す。