概要
爬虫類的な皮膚に長い一本角と耳、そして背中や四肢の付け根、指に並んだ装甲が生えているなど、どことなくガバラとバラゴンに似た外見をしている。また、下顎の前歯が上唇に当たっており、ちょび髭みたいな跡が付いている。猿のように長い四肢を持ち、二足歩行やナックルウォーク、柱を伝ってよじ登るなど極めて高い運動能力を示す。
シヴァ共同事業体が管理しているインド北方ウパラの研究所地下にあるアーキタイプ粒子の源泉の底から突如として現れ、大量の「紅塵」を操りながらシャフトを伝って外に出ようしたが、脱走寸前の所で源泉の蓋が閉められて閉じ込められた。
余談
名前はヒンドゥー教の女神ヴィシュヌが使う武器である天の弓「シャランガ」からとられている。公式サイトによると額の青い模様が弓のように見えることが由来とのこと。また、猿のような怪獣とも形容されているため「サル」+「シャランガ」とも考えられる。
(なお、Netflixのあらすじで公開されていた当初は"シャランガ"と表記されていたが、後に"サルンガ"に修正された)
配信(テレビ放送)前の最初のPVからその存在が確認されていたが、当時はファンからもっぱらガバラやバラゴンと誤認されていた。怪獣デザインを担当した山森英司氏のインタビューにて「(怪獣のデザインに)歴代東宝怪獣をオマージュして取り入れたりしました。」とコメントしており、両者のデザインを取り入れた怪獣であることは予想されていたが、これが今作オリジナルの新怪獣だと判明した時は多くのファンに衝撃が走ることになった。