「がちゆり、始まるよー」
赤座あかねとは、漫画『ゆるゆり』の登場キャラクター。
アニメとドラマCD版声:堀江由衣
人物像
赤座あかりの姉。19歳の大学生。
吉川ともことは同じ大学に通う友達。
あかりの幼馴染である歳納京子や船見結衣とも知り合い。ファーストフード店『ワック』で働いている。
表向きはにこやかで穏やかな少女であるが、実は妹モノの同人誌を多数所有しているなど、度を越えた妹好き(シスコン)。もちろんあかりにはそのことを隠している。アニメ版ではあかりの抱き枕まで自作するという徹底ぶりを見せている。
彼女にとっては妹のパンツはかぶるものらしい。
その変態ぶりからユーザーにはラスボスと呼ばれ、渋のイラストではパンツをかぶっているものが非常に多い。
なお、糸目キャラとしては珍しく一度も開眼していない。しかし原作19巻では、あかりの前だけでは目を開けていることが示唆されている(ただし目を開けている描写はない)。
ちなみに、原作・アニメ共に第1話ではあかね本人は登場せず、京子があかねの部屋を目撃する事になるのだが、このシーンは原作のコミック百合姫S掲載時には「お兄ちゃんの部屋」となっている。
初期設定は男性だったのだろうか…だとすると恐ろしい。というよりそもそもの話として、もはや別の雑誌である。
ちなみに京子はあかねと面識があるため、あかねがワックのバイトをしている所に結衣と共に来店した時には、店員が彼女だと気づいていた。
ドラマCD
アニメ一期では未登場となったため、二期放送以前に発表されたこちらで先行して登場する形となった。あかりとの幼少期の想い出を回想する形で話が進む。
あかりが幼いのをいいことに「おねちゃんだいすき」と何度も言わせたり、頭が痛い振りをして「あかりのパンツをかぶせてくれれば治る」「苦しいから人工呼吸して」と要求するなど、子供の頃から変態だった。
アニメ版
アニメ一期では未登場だったが、ドラマCDでの登場を経て第二期以降に登場し、原作よりも出番が大幅に増えている。
バレンタインデーの夜にこの日誰からもチョコレートを貰えなかったことに気付いたあかりが落胆しているとあかねが現れ…
京子とも面識があるため、二期11話では京子の創作ストーリーという形で登場している。他にもともこと一緒に一夜を過ごすなどオリジナルシーンが多数展開された。
あかりグッズを洗濯したまま大学の講義に出ていたことに気づき、路面電車よりも速く走って慌てて帰宅するシーンは視聴者に衝撃的だったはず。(バスと間違われがちだが、冬季豪雪地帯の富山市街では交通機関として富山市電が利用されることが多い。)
2019年に放映された『ゆるゆり、』ではオチに登場。ごらく部に監視カメラを設置し、密かにあかりを盗撮していたことが判明する。また京子にあかりの写真を提供するなどしていた。
公式アンソロジー
6巻のRYUKI氏が描いた話では、赤座家に泊まりに来た吉川ちなつに嫉妬するあかねが描かれた。あかりが食べていたキャンディを持ち去ったり、ちなつと一緒に寝ていたあかりを拉致して一緒のベッドにもぐりこんでいる。実際に画像のようなシーンがあったわけではないが、お風呂場で不慮の事故からちなつがあかりを押し倒すというもっと過激なシーンを目撃してしまい気絶している。
8巻でも同氏の描いた話では、やはりちなつを敵視しているようでジッと見つめている(ちなつには得体が知れないということで怖がられている)。この話では赤座&吉川姉妹がレストランで一緒に食事をするのだが、あかねはちなつと二人きりになったのを機に「あなた、もしかしてあかりのこと……」と意味深な台詞を発する。
10周年記念ver.の雪尾ゆき氏の話では、隠し事をするあかり不信に思い尾行している(干渉したら嫌われると思っても行動に移してしまった)。たまたま遭遇した吉川ともこも巻き込んで尾行を続け、「妹に悪い虫がついた」と思い込んでたびたび暗い表情を見せている。
誕生日
なもり画集「ゆるなもり」より。
関連イラスト
関連項目
変態という名の淑女 パンツはかぶるもの だめだこのお姉ちゃん早くなんとかしないと
白河ことり - 外見と中の人繋がり、但し中身は完全に別物。
西田はるか - 性癖と中の人繋がり。