オリンポス山
おりんぽすさん
ギリシャの最高峰又は火星にある火山。
ギリシャの最高峰
ギリシャ共和国中北部の海にほど近い山地上に位置し、複数ある山頂のうち最高地点は標高2,917m。
現代のギリシャ語名はオリンボス山。
古代ギリシャでは、ここに主神ゼウスをはじめとするオリュンポス十二神が住むと考えられていた(メイン画像。風景は神話のイメージを元にした完全創作)。
ギリシャ第2の大都市テッサロニキからはあまり離れていないが、日本人客の多くはアテナから山の東麓のリトホロを経由して入山する。
山頂部は急峻な岩山となっており、最高峰へはフリークライミング区間があるので、道中がより安全的な2番目のスコリオ峰(2,912m)までにする登山客も多い。
また山域は豊かな植物相で知られている。
オリンポス山の南部にはペーリオン山とオサ山が連なっており、こちらの山々もギリシャ神話に登場。
一節では、ポセイドンの息子である双子の巨人族アロアダイがこの二つの山をオリンポス山の頂上に乗せて神々の宮殿に攻め入ろうと目論んだという逸話が残されている。