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ウイングロードの編集履歴

2021-06-01 11:30:38 バージョン

ウイングロード

ういんぐろーど

日産自動車のステーションワゴン。

概要

1996年から2018年まで3代に渡って販売。

製造は子会社の日産車体が担当した。


元々はサニーステーションワゴン型派生車である「サニーカリフォルニア」と、ADワゴンを統合する形で登場。

駆動方式はいずれもFFとそれをベースにした4WDである。

変速機にATの他2代目まではMTも設定されており、3代目でCVTへ変更。


初代(Y10型 1996-99年)

ADワゴンとサニーカリフォルニアを統合し外観を大きく変更したモデルで(いわゆるビッグマイナーチェンジ)、サニー/サティオ店向けの「カリフォルニア」がサブネームについたモデルも用意された。

マツダへは7代目ファミリアワゴンとしてOEM供給されたほか、タイでは本車両をベースとしたピックアップトラックも発売されていた。


2代目(Y11型 1999-2005年)

MJI-style」(「無理しない・自分らしく・いまを遊びたい」)のキャッチコピーで発売。

SR20VEエンジン車には6速スポーツモード付無段変速機「ハイパーCVT M6」も設定する。

販売面では当初は伸び悩んだが、2001年のマイナーチェンジで大幅なフェイスリフトと内装の変更を施しマイナーチェンジ。

メタルのオモチャ」というキャッチコピーも相まって販売は好調に転じる。

2リッターモデルはSR20VEからQR20DEに変更されている。


3代目(Y12型 2005-2018年)

当時の日産の広告戦略であったSHIFTワードは、「SHIFT_FUNction」(後にSHIFT_functionに修正)として展開。

モーターアシスト式4WD「e-4WD」を用意するも先代後期には及ばず、ミニバンSUVに押されながらも細かなマイナーチェンジを繰り返して2018年まで販売された。


ウイングロードの販売終了で日産では国内でのステーションワゴンの取り扱いをやめている。


車名の由来

市街地からアウトドアまで、ライフエリアの大きな広がりをイメージさせる英語の「翼(WING)」と「道(ROAD)」をかけあわせた造語である。


またこの車名については、87年発売のWU11ブルーバードワゴン後期モデルに追加されたターボエンジン搭載車のグレード名として使用していたものを採用。

ちなみにこの時セダンはU12型に切り替わったが、ワゴンバンはU11型のままアベニールにバトンタッチする90年まで継続生産されていた。


関連項目

日産 乗用車 ステーションワゴン

サニー アベニール


江角マキコ ナインティナイン

:初代のイメージキャラクター

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