概要
「戦姫絶唱シンフォギアXD」のLOST SONG編から登場する、シンフォギアでもファウストローブでもメックヴァラヌスでもない装備。
アームドギアを彷彿とさせる固有の装備と、翼を展開しての飛行能力を持っているが、最大の特徴は単独で並行世界を自由に渡り歩く能力である。
メックヴァラヌスの様に腕輪が待機形態になっている。
装着者の呼称は「ブリッツァー」。
新たな勢力「テスラ電気結社」(T.E.C.)が開発した装備で、これまでのシリーズで主流だった先史文明や錬金術といった異端技術とは関係ない、近代の人間が開発した科学の純粋な延長戦上にある技術の結晶。
熱や振動など、あらゆるエネルギーを「電力」に変換することで稼働する。
喪失技術(ロストテクノロジー)に対する超越技術(オーバーテクノロジー)と呼ばれながらも、動力そのものは電気であるためか、水濡れに弱いといった妙に家電製品くさい弱点がある。
3機3種類が存在しているが、これは開発者であるニコラ・テスラの好きな数だからであり、よってナンバリングも「3(ドライ)」、「6(ゼクス)」、「9(ノイン)」となっている。
第1章終盤において、ガングニールが損傷した事で戦闘不能に陥った響がスターリットから託された事でガングニールから代わって装着する。
第2章では他にもエレクライトが存在することが判明し、フォルテとララが装着する。
デザイナーの吉井ダンによれば、シンフォギアのように質量を無視したアニメ的な変形をしないのが特徴だという。
各種エレクライト
エレクライト・ドライ
最初に開発されたエレクライトで、開発責任者であるテスラ(の強いこだわり)により、「3」の数字が与えられている。
バランスの取れた汎用性の高い高機動型で、装甲は黒を基調とし、リアスカートが展開して空中姿勢制御用のウイングとなる。
最初は、本装備の共同開発者であるスターリットがブリッツァーとして、本装備を装備・運用していた。
しかし、第1章終盤以降、ドライのブリッツァーはスターリットの新しい友達であり、本イベントの主人公であるヒビキ(グレ響)へと移ることとなる。
- ドライ・ヒビキ仕様
ヒビキ(グレ響)が、スターリットから“ある願いとともに”託された形見であり・・・、
そして、 大切な陽だまりを失い、自身の胸の唄を捨て復讐の鬼となった彼女の敵を倒すための刀でもある。
武装は紫電が迸る二振りのエナジーブレイドで、発光部も紫に輝いている。
- ドライ・スターリット仕様
形状はヒビキが装着したモノとほぼ同一だが、発光部は黄色で、リアスカート兼ウイングの形状も異なっている。
また、武装も黄色いエナジーブレイドの一振りとなっている。
エレクライト・ゼクス
フォルテが纏う、「6」の数字を冠する2番目のエレクライト。
装甲は銀と錆色のツートンカラーで、発行色はピンク
光る双刃の大斧を武器とする近接攻撃型で、ブリッツァーの性格も相まって一撃が強くて重い。
背面に広いウイングを装備しているが、機動力はそれほど高くない。
エレクライト・ノイン
ララが纏う、「9」の数字を持つ3番目のエレクライト。
青色の装甲に身を包み、発行部位は水色。
遠距離支援型で、高出力のプラズマレーザー砲を放つ。
ウイングは頭部ヘッドギアとリアスカートの4枚羽で、空中でも安定して自由自在に移動可能と思われる。