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陸中(列車)の編集履歴

2021-06-21 15:49:51 バージョン

陸中(列車)

りくちゅう

2002年11月まで運転されていた急行列車

概要

運転終了時は盛岡-釜石間を東北本線釜石線経由で結んでいた。

その歴史は古く、運転開始は1961年12月のこと。当初は上野-宮古間を常磐線経由で結び、花巻からは準急として運行していた。


1966年10月の改正で急行さんりくの運転系統分割により、仙台と宮古を結ぶ急行列車への愛称へ陸中がコンバートされ、2年後のヨンサントウ改正で東北の魔境多層建て列車の仲間入りとなる。

なおこの時点での構成は以下の通り。(陸中関係に限る)


主要駅運行列車分割される列車併合される列車
仙台陸中(釜石/好摩/大館経由秋田行)・くりこま1号(青森行)・むろね(盛行)
一ノ関陸中・くりこま1号・さかりむろね(盛行)さかり(盛発青森行)
花巻陸中くりこま1号・さかり
釜石陸中
宮古陸中
盛岡陸中・みちのく(大館経由弘前行)みちのく
大館陸中・むつ(秋田行)みちのく
秋田陸中・むつ

1982年11月の東北新幹線開業に伴うダイヤ改正で、陸中は仙台発着から北上発着となるが、わずか3年ほどで盛岡発着へ改められ、国鉄民営化を迎える。


1990年3月から3往復中2往復にキハ110系を投入。同年11月、陸中3号が土沢駅で燃料切れを起こすという珍しい事件が起きる。

1991年3月には残る1往復もキハ110系へ置き換えられた。


2001年12月の改正で下り陸中1本が快速はまゆりへ格下げとなり、同時に指定席が設定されるが翌年12月改正で陸中は全てはまゆりへ格下げされ、その役目を終えた。

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