概要
型式番号RX-78-2。
ガンダムシリーズ30周年を記念した短編アニメ『リング・オブ・ガンダム』に登場。
ガイア・センチュリー(G.C.)333年頃、かつての宇宙世紀の遺産である「リング・コロニー」内で発見されたモビルスーツ(MS)。宇宙世紀0079年にアムロ・レイが搭乗したガンダム(RX-78-2)と同一の機体で、修復の上で内部機構などを随時アップデートしつつ保管されてきたとされるが、その作業を行った組織などの詳細は不明。
G.C.時代のMSと互角以上に戦える性能を持つ他、全人類の記憶を封じ込めているとされる「ビューティ・メモリー」を解析するための鍵としての機能が備わっている。
一見すると外観はかつてのガンダムとほとんど同じだが、塗装はトリコロールではなく白1色を基調としている。
さらに、全体のフォルムが柔らかい印象のものに変わっているとともに、各部関節の駆動機構などが人間の筋肉に近い構造に改められ、それを反映してパネルラインなどの細かいディテールも独自のものになった。コックピットにも全天周囲モニターの採用といった改修が加えられ、レイアウトは様変わりしている。
武装の形状や機能などは、基本的にはガンダムのビーム・ライフル、ビーム・サーベル、シールドと同様。
スペースコロニー「エクス」からスパイとして派遣されたエイジィとユリアによってリング・コロニーから持ち出され、地球連邦軍の「髑髏部隊」に所属するMSと交戦した後に、髑髏部隊によって地球からリング・コロニー近傍まで運ばれたビューティ・メモリーのコクーンと接触し、これを解放している。
関連タグ
新生ガンダム - ガンダム20周年記念作品にてデザインされたMS。
ガンダムG40 - ガンダム40周年を記念してデザインされたMS。
G-フェネクス - アムロの遺産と同様に、後の時代になって再生された宇宙世紀のガンダム。