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ガンダムG40

がんだむじーふぉーてぃ

ガンダムG40は、『機動戦士ガンダム』40周年を記念した「G40プロジェクト」でデザインされたモビルスーツ(MS)。

概要

アニメ『機動戦士ガンダム』40周年記念として生み出された、RX-78-2 ガンダムをプロダクトデザインとしてリファインしたモビルスーツ(MS)。正式名称は「ガンダムG40(Industrial Design Ver.)」。

HGとして1/144スケールのガンプラが発売された他、「G40プロジェクト」のスペシャルムービーとして制作された短編アニメ『機動戦士ガンダムG40』にも登場している。

デザインは奥山清行ら「KEN OKUYAMA DESIGN」によって行われ、工業製品をデザインする手法を取り入れるとともに、『機動戦士ガンダム』作中でのガンダムの動きを再現できる構造を目指している。


機体各部の形状が曲面的なラウンドフォルムに改められるとともに、頭部、胴体、シールドなどのデザインには大きく手が加えられている。

頭部のデザインの特徴として、従来では前後に分割されていた頭部メインカメラが、前後をレールで繋いだ可動式の「フレキシブルカメラ」に変更されている。また、ツインカメラアイの発光色は通常時は従来同様の黄色だが、赤色に発光するケースも存在する。

胴体では、コア・ブロック・システム関連の構造が大きく変更されており、腹部内に可動機構を内蔵するために、コア・ブロックが横向きに胴体に収まる、ガンダム試作1号機などに近い形のホリゾンタル・イン・ザ・ボディ方式を採用している。

これに伴ってコア・ファイターのデザイン・構造も変更され、後部のメインスラスターがランドセルの一部として外部に露出するようになった。また、ランドセルにはビーム・サーベル基部の回転機構や転倒時の衝撃吸収用のバンパーなどが追加されている。


肘と膝の関節は、近年のガンプラなどでは可動を優先して2軸関節として解釈されることが多かったのに対し、ガンダム本来のデザインに準じるべく1軸関節を採用するとともに、十分な可動域を保った構造を取っている。また、前腕部と脛部には「ひねり」のための関節が追加されている。

さらに、『機動戦士ガンダム』作中の描写を再現すべく、腰部アーマーからは意図的に可動機構が省かれており、代わりに股関節を下方に引き出す形で脚部の可動域を確保している。


携行武装として設定されているのは、前述のビーム・サーベルの他はビーム・ライフルとシールドのみ。ライフルは全長が短縮され、シールドは被弾面の交換が可能になるとともに、従来では立体的だった黄色の十字マークが白色の平面的なものに変更されている。

頭部バルカン砲にも変更点が存在し、従来の設定では口径は60mmだったが、G40では30mmハイパーバルカン砲となっている。


『機動戦士ガンダムG40』作中では、漫画・アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に登場するRX-78-02などと同様に、パラレルな宇宙世紀におけるガンダムそのものとして扱われている。

地球連邦軍によって開発・運用され、開発中にスペースコロニーを襲撃したジオン軍ザクⅡを退ける形で初陣を飾り、ア・バオア・クー戦まで戦い抜くという経緯も、大まかな部分ではガンダムと共通している。

ただし、『機動戦士ガンダム』とは違い開発にはカマリア・レイが深く関与しており、カマリア自身がいざなう形で半ば強制的にアムロ・レイを搭乗させている。


関連タグ

ガンダム ガンプラ インダストリアルデザイン

RX-78-2 カマリア・レイ


新生ガンダム - ガンダム20周年時にデザインされたMS。

アムロの遺産 - ガンダム30周年時にデザインされたMS。

境界戦機 - G40と同様に、KEN OKUYAMA DESIGNがメカニックデザインを担当するアニメ。


水星の魔女 - 2022年より放送されているTVアニメーション。本作はG40と類似する世界観が多い。特に、母親が創った(制作に参加した)ガンダムに主人公が登場する、貴族のような社会、意思を持ったようなガンダム などが挙げられている。


G40 - 表記揺れ。

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